「LUMIX携帯」なんてどうでしょう？ ：Mobile Weekly Top10：

[吉岡綾乃，ITmedia]

ITmedia Mobile
Weekly Access Top10

8月31日〜9月6日

1位 本当に10倍速いのか──「N902iX HIGH-SPEED」の実力を試す

2位 Rev.A対応、デザインケータイなど総勢12機種──auの秋冬モデル

3位 「SH903i」がJATEを通過

4位 「手書き」で操作はこう変わる──開発陣に聞く「W42SA」

5位 嵐の前触れ？　静かな携帯販売ランキング

6位 機種変せずに長く使うと割安に──ボーダフォンが「スーパーボーナス」を導入

7位 写真で解説する「W43S」

8位 クセのある操作系は引き継ぎつつも、格段によくなったカメラ性能──「W-ZERO3[es]」

9位 トヨタケータイ「TiMO」発表

10位 背面に12灯のLED、2.7インチのワイド液晶──「W43S」

　今週ランキング1位に輝いたのは、初のHSDPA端末「N902iX HIGH-SPEED」はホントに10倍速いのか？という記事。記事掲載から1週間以上経っているが、au秋冬モデルの記事も依然として注目度は高く、2位に入っている。

　ところで、そのN902iX HIGH-SPEEDには「ガンダム携帯」というニックネームが付いている。ガンダム携帯はまだ発売されたばかりなのでどれくらい売れているのかは分からないが、ショップなどの反応を見る限り好調な出だしのようだ。

　そう、人気端末にはたいてい、分かりやすいニックネームが付いているものだ。京セラ「AH-K3001V」の“京ぽん”、カシオ計算機「W41CA」の“ペンギン携帯”といったあたりは、型番よりもニックネームのほうがよほど通りがいい。アルファベット＆数字の味気ない型番ではなく、「ああ、あれね！」とすぐに特徴を思い出せるようなニックネームが付いているくらいでないと、なかなか人の話題には上りにくいということなのだろう。ちなみに人気が出るかどうかは分からないが、9位にトヨタケータイ「TiMO」の記事も入っている。

　ニックネームの中でも、“どんな機能を持った携帯なのか連想させる”という点で秀逸だったのが、シャープの「AQUOS携帯」。“AQUOS→高輝度でキレイな液晶のテレビ→携帯でキレイなテレビ（ワンセグ）が見られる”という連想を呼ぶのだろう。携帯に詳しくない人でも「AQUOS携帯ってどれ？」と指名買いしていく例が多いと聞く。ソニーの「ウォークマン携帯」も同様だ。

　そこでMobile編集部で、勝手に携帯のニックネームを考えてみた。例えば、日立の「Wooo携帯」は、ワンセグ携帯向けに良さそうだ。カシオの「Exilim携帯」も、きれいな写真が撮れそうなイメージがある。三洋電機なら「eneloop携帯」。とてもバッテリーがもちそうで、しかもなんとなく環境に優しい感じがする（あくまでイメージですが）。

　PC系メーカーだとちょっと苦しい。富士通の「LOOX携帯」とかNECの「LaVie携帯」とか、どんな携帯なのかイマイチイメージが湧かない。「F902iS」の指紋認証は驚くほど使いやすいし（ロードテスト参照）、「N902iS」の6軸手ブレ補正（5月12日の記事参照）は、記者Gも絶賛する使いやすさなのだが、いいキャッチが思いつかなかった。

　手ブレ補正、でハッと思いついたのが「LUMIX携帯」。パナソニックモバイルの端末に手ブレ補正機能を載せて、浜崎あゆみが「あゆはブレない」と言うCMを流したら、大ヒット間違いなし！と思うのだが……。まあ、ライカレンズを載せてください、とは言わないけれど、パナソニックモバイルの端末は代々カメラ機能がイマイチという印象がある。デジカメ並みにきれいな写真が撮れるパナモバ携帯がもしあったら、本気で欲しいかも。