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» 2006年10月27日 21時36分 UPDATE

携帯販売ランキング(10月16日〜10月22日):「端末0円」施策は、販売動向にどのような影響を与えるか

今週、番号ポータビリティ制度が始まった。今回の集計期間は10月16日から22日。24日の番号ポータビリティ開始を直前に控えた販売ランキングは、はたしてどのような結果となっただろうか。

[岩城俊介,ITmedia]
順位NTTドコモauソフトバンクモバイル
1(2)SH902iS(1)W43S(1)705SH
2(1)P902i(5)A1406PT(4)705P
3(3)FOMAらくらくホンIII(F882iES)(3)ウォークマンケータイW42S(3)810SH
4(4)N702iD(2)W42H(2)905SH
5(5)N902i(6)A5521K(5)811SH
6(9)N902iS(7)W43H(6)V502T
7(7)P902iS(9)W45T(9)スーパーボーナス+iPod nano(705P+iPod nano)
8(6)D902iS(4)W42K(17)705SC
9(10)F902iS(8)A5522SA(7)スーパーボーナス+iPod nano(705SH+iPod nano)
10(13)SO702i(10)W44T(8)904SH

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。

902iSへの人気再燃。SH902iSが首位に

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 番号ポータビリティ開始前、最後の集計となった今回の販売ランキング。NTTドコモの販売ランキングには、やはり902iSシリーズが上がってきた。

 首位は「SH902iS」(写真)。同機は7月第1週のランキング以来、ひさびさのトップを獲得。人気復活の兆しを見せる。

 続いて、前回トップの「P902i」、なにげに売れている「FOMAらくらくホンIII」、シンプルデザインでいまだ高い人気を得る「N702iD」などが入り、SH902iS以外の902iSシリーズも「N902iS」が6位、「P902iS」が7位、「D902iS」が8位、「F902iS」が9位にランクインした。

 ドコモは新シリーズ「FOMA 903i」の第1弾となる「SH903i」を、24日の番号ポータビリティ開始と同時に販売を開始した。次回登場予定となるSH903iがどのあたりの順位に付けるか、番号ポータビリティ初期の動向がいかようになったのかを見極める意味でも、次回のランキングが非常に楽しみだ。


上位に上がってきた2006年秋冬モデル

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 KDDIの販売ランキングは前回からほぼ変動は見られず、番号ポータビリティ開始日前週の静けさか、という状況だ。

 首位は、もはや2006年au秋冬モデルの一番人気機種といっても差し支えないであろう「W43S」(写真)が順当に獲得し、2位にPantech製の簡単ケータイ「A1406PT」、3位に夏モデルの「ウォークマンケータイW42S」が入った。

 秋冬モデルでは、ワンセグ端末の「W43H」が6位、高機能+簡単が特徴の「W45T」が7位に入り、それぞれ前回の7位、9位から順位を上げてきているのはよい傾向だといえそうだ。残念ながらTOP10圏内には入っていない「W43CA」や「W43K」、「W42SA」などの健闘も期待したい。


「頭金0円」施策に、ユーザーはどう反応する?

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 番号ポータビリティの開始日前夜から数々の施策を怒濤のように発表し、携帯ユーザーをかなり困惑させているという声も上がっているソフトバンクモバイル。

 その前週の結果となる今回のランキングでは、前回4位からついに2位に浮上した「705P」(写真)をはじめ、「810SH」と「811SH」、サムスン製薄型スライド端末「705SC」が上位に入り、2006年秋冬モデルが多くランキングを占めるようになってきた。

 近年、最新シリーズの端末に加え、値下げにより割安となった旧端末にも人気が集まる傾向が見られる。例えば価格が「1円」になったことが影響し、首位に躍り出た端末もある。そのため、同社の「頭金0円」なる施策にユーザーがどのように反応するか注目が集まる。

 この施策は、購入時の金額を0円にしてその代金を分割払いで支払っていく仕組みだが、分割払いの金額は、それと同等もしくはそれに近い金額をソフトバンクが月々の利用料から割り引いてくれるというもの。実質、分割払いの金額と同等あるいはそれに近い金額を同社が負担してくれることにはなるが、基本的にはクレジットやローンのようなものという考え方ができる。

 一般的にローンの利用は現金一括で支払う場合とは異なり、金利が発生するほかにもさまざまな条件が科せられることがある。この「頭金0円」施策も、支払い期間中は同一の機種を使い続ける基本プランのほかに、いくつかのオプションサービスに加入しなければならないなどの条件がある。例えば解約や機種変更を行う場合はその条件から外れ、割賦残金をすべて一括で支払う必要も生じる。

 ただし、いざ「携帯を買おう」と思いたったときの数万円と0円という金額の差は、確かにソフトバンクの孫社長がいうように「心理的負担が軽く」なることも事実。そのためユーザーは今後「こんなはずではなかった」ということにならないよう勘案して契約する必要も今まで以上に生じてくる(もちろん契約である以上、それはそもそも必須ともいえるのだが)。この施策が今後、どのような影響を与えてくるか、この販売ランキングでも注目していきたい。


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