auも2007年夏モデルの投入をほぼ終え、ランキングはいつもの顔ぶれが並ぶようになってきた。
その中で好調を維持するのはシャープ製のワンセグ端末「W52SH」。今回も首位を獲得し、これで連続首位記録を「6」に伸ばした。
続いて、カシオ計算機製の防水ワンセグ「W52CA」(前回3位)、京セラ製の薄型端末「W44K II」(前回5位)、東芝製の“ウェッジシェイプ”デザインワンセグ「W53T」(前回6位)、パナソニック モバイル製の“上質ステンレスボディ”「W52P」(前回7位)がランクインした。
さて、今回のランキングはお盆期間中の集計だったためかハイエンド志向の機種の動きがやや鈍ったようだ。500万画素カメラ搭載の「EXILIMケータイ W53CA」が4位から9位に、“ほぼ全部入り”の「W54T」が2位から6位とやや大きく順位を下げてしまった。その反面、W44K II、W53T、W52Pと、三洋電機製のソリッドデザインワンセグ「W52SA」がそれぞれ順位を上げている。
今週、9月の敬老の日需要を見込む「簡単ケータイ A5528K」の発売日が決まり、2007年の夏モデルはこれでソニー・エリクソン製の“ジョグホイール+着せ替え”端末「W53S」を残すのみとなった。
この“商戦期の狭間”時期に入ると、そろそろ次期モデルの動向と現行機種の値下げが気になってくる。次の秋冬モデル発表はまだ先と思われるが、最近、値下げするタイミングが早くなっている傾向のあるau端末だけに、今新機種を購入しようと考えるユーザーにとってはそろそろ“悩みどころ”の時期にもなってくるのだろうか。
ソフトバンクモバイルの販売ランキングは、売れ筋が2007年の夏モデルにほぼ移行したようだ。
今回の首位は、ワンセグ搭載の“スリムフルスライド”端末「FULLFACE 913SH」が獲得。連続首位記録をこれで「3」に伸ばした。
続いて、シャープ製の“AQUOSケータイ 3rd model”「912SH」、東芝製の“フルコーディネートケータイ”「fanfun. 815T」が入り、前回のTOP3が変わらずランクインした。
さて今回のランキングは、2006年秋冬モデルの「810T」(2006年10月発売)と2007年上半期で最も売れた「705SH」(2006年6月発売)の大きな動きが目立つ。810Tは前々回のランク圏外から前回10位、そして今回はさらに6位まで浮上。一方、705SHは前回の4位から9位と大きく順位を下げている。
705SHは近年まれにみる長期人気端末となったが、そろそろ在庫がなくなってきたのだろうか。そういえば、同社の直販サイト「ソフトバンクモバイルショップ」のラインアップからは705SHの姿がなくなっていた。
810Tは、手になじむ形状とメニューパターンや文字サイズなどを好みに合わせて選択できる「アドバンストシンプルモード」を採用し、年配ユーザーにも安心して操作できる“徹底した使いやすさ”をテーマとする端末。9月17日の敬老の日需要を見込み、新スーパーボーナスとホワイトプランの組み合わせで「持ち帰り0円、追加支払い0円、家族との通話0円」端末としてプッシュする販売店を多く見かけた。
2007年夏モデルには、同様の需要が見込める新機種「GENT 812SH s」も用意する。新機種だけに810Tより実質額はやや高く、8月24日現在は「持ち帰り0円、追加支払い0円」端末ではないようだが、本機種も敬老の日需要で躍進してくるのだろうか。
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