コラム
» 2010年03月31日 14時46分 UPDATE

ふぉーんなハナシ:Android版「au one ナビウォーク」と「LISMO!」でできること、できないこと

EZナビウォークとLISMO!がauのAndroid端末向けに提供されるが、これまでのau向けと同様のサービスが利用できるのか。発表会場で確認した。

[田中聡,ITmedia]

 スマートフォンではキャリアが提供するサービスは利用できないことが多いが、KDDIが3月30日に発表した「IS series」のAndroid端末では、EZナビウォークやLISMO!などのAndroid版が提供される点に注目したい。

 EZナビウォークは「au one ナビウォーク」として提供され、歩行者向けのトータルナビや地図検索、乗換案内などを利用できる。現状のEZナビウォークの全機能をサポートしているわけではなく、オフラインで検索履歴を確認できる「ナビメモ」などは利用できない。auのケータイ代と一緒に支払える「auかんたん決済」が導入される2010年8月までは、au one ナビウォークの利用料金は無料。発表会場の説明員によると、8月以降は、通常のEZナビウォークと同じく月額315円程度になる予定。

photophotophoto 「au one ナビウォーク」のメインメニュー(写真=左)。地図画面のサブメニュー。「IS01」は電子コンパスにも対応している(写真=中)。ナビゲーション画面(写真=右)

 なお、EZナビウォークでは、PCサイト「au one」で検索した履歴をケータイからもチェックできるが、説明員によると、au one ナビウォークでは同様の連携機能はまだ対応できていないという。また、自動車向け「EZ助手席ナビ」のAndroid版の提供も「検討している」とのこと。

photophoto Android端末で検索した履歴は見られる

 Android向けの音楽やビデオクリップの配信サービス「LISMO!」と、タッチパネル操作に対応したプレーヤーアプリ「LISMO Player」は、2010年9月下旬以降に提供される予定。音楽コンテンツを配信する予定のコンテンツプロバイダーは、2010年3月時点ではレーベルゲートとレコチョクの2社。このほかにもコンテンツプロバイダーは増える予定。LISMO!で配信される楽曲数などは現時点では未定。

photo タッチパネル操作に対応した「LISMO Player」

 説明員によると、配信される音楽のコーデックは「着うたフルプラス」相当のAAC。ただし音楽ファイルは着信音には設定できないので、“着うた”の名称は付かない。楽曲には著作権保護がかけられ、自端末以外では再生できないが、ほかのauのAndroid端末へ機種変更した場合は再生可能になる。LISMO Playerでは、購入した楽曲のほか、AAC、HE-AAC、MP3、MIDI、PCM/WAVEの再生もできる。

 既存のau端末でダウンロードした着うたフルや着うたフルプラス、「mora for LISMO」などで購入した音楽ファイルは、9月の時点ではAndroid端末(IS01)では再生できないが、「将来的には、既存のコンテンツも引き継げるよう検討している」(説明員)とのこと。また、映画やドラマなどの「LISMO Video」、電子書籍のコンテンツをAndroid端末へ引き継げるかは「未定」。

 楽曲のPC管理ソフトは、「LISMO Port」がAndroid端末でも利用可能になる。PCに取り込んだ音楽をAndroid端末へ転送でき、Android標準のミュージックプレーヤーなどで再生できる。LISMO PortはIS01の発売と同時に対応する。

photo

 au one ナビウォークとLISMO!ともに、提供当初はこれまでのauケータイと全く同じサービスやコンテンツを利用できるわけではないが、スマートフォンに“auならでは”のサービスが対応することは意義のあることだと思う。今回発表したIS01は2台目需要を狙ったモデルだが、メイン端末に使ってもらうためには、既存のサービスがどれだけ利用できるかが、指標の1つになるだろう。

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