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» 2013年02月19日 18時01分 UPDATE

MWC2013に出展:ドコモ・富士通の「らくらくスマートフォン」、仏Orangeが採用

ドコモと富士通は、「らくらくスマートフォン F-12D」をベースにしたシニア向けAndroid端末を仏Orangeに提供すると発表した。

[平賀洋一,ITmedia]

 NTTドコモと富士通は2月19日、「らくらくスマートフォン F-12D」をベースにしたAndroidスマートフォンを仏France Telecom-Orange(ブランド名、Orange)向けに提供すると発表した。2月25日からスペイン・バルセロナで開催されるMobile World CongressのOrangeブース、富士通ブースに展示される。

photophoto らくらくスマートフォンをベースにした「STYLISTIC S01」

 製品名は「STYLISTIC S01」。防水(IPX5/IPX8)防塵(IP5X)対応ボディに、音声通話時のノイズキャンセリングやユーザーに合わせて音質を変える機能など、らくらくスマートフォンとほぼ同様のスペックを持つ。

 使いやすいメニュー画面や操作性を維持しつつ、さらにフランスのユーザーに受け入れられるようカスタマイズを施したという。またOrangeユーザー向けの無料映画鑑賞アプリや、アカウントを管理してさまざまなサポートが受けられるOrangeの統合サービス用アプリなどもプリインストールする。Orangeがスマートフォンのユニバーサル端末をラインアップするのはこれが初めてで、2013年6月から販売する。

 Orangeのデバイス&モバイル マルチメディア部門でバイスプレジデントを務めるイヴス・メトレ(Yves Maitre)氏は、「我々のシニア層のユーザーもスマートフォンを通じて、モバイルインターネットサービスを活用したいと考えていることが分かっています。このたび、両社の強みを融合して、欧州のシニア層といった新たなスマートフォン市場へ商品が投入できることをとても楽しみにしています」という談話を発表した。

 また富士通執行役員常務の大谷信雄氏も、「富士通のスマートフォンビジネスの海外展開にあたり、欧州での確固たるポジションをもつOrangeに、富士通独自のヒューマンセントリックな先端技術を搭載した商品を採用いただき、大変喜ばしく思います。そして、今回の取り組みを今後のさらなる海外展開につなげていくとともに、日本の技術を世界に広めていきたいと考えています」とのコメントを発表している。

 ドコモはこれまでにも海外の事業者に国内製端末の採用を働きかけており、2011年9月にはシャープ製の「AQUOS PHONE SH-12C」が同じくOrangeに採用された。2社はユーザー満足度の向上という共通のビジョンを元に良好な協業関係を構築しており。これからも革新的な商品を提供できる機会を模索していくとしている。

「STYLISTIC S01」の主な仕様
機種名 STYLISTIC S01
OS Android 4.0
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約64×130×10.9ミリ
ディスプレイ 約4インチワイドVGA
重さ 約130グラム
CPU MSM8255 1.4GHz
メインカメラ 810万画素
インカメラ 30万画素
メモリ ROM:4Gバイト、RAM:1Gバイト
バッテリー容量 1800mAh
対応周波数 HSDPA:850/900/1900/2100MHz、GSM:850/900/1800/1900MHz

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