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» 2013年04月26日 21時17分 UPDATE

多機能で持ちやすい――音が大きくなるケース「SmartSound Case for iPhone 5」を使ってみた

アピロスが販売している「SmartSound Case for iPhone 5」は、簡単に開閉するキックスタンド付きのiPhone 5用ケース。このキックスタンドがホーンスピーカーとして機能するのも特長だ。使用感を確かめるべく、さっそく使ってみた。

[田中聡,ITmedia]
photo 「SmartSound Case for iPhone 5」

 スマートフォンが普及した現在、たくさんのスマホ用ケースが発売されているが、その主な目的は、スマートフォンのボディを保護すること。筆者はiPhoneをはじめ、複数のスマートフォンを使っているが、基本的にカバーは付けずに持ち歩いている。ケースを装着すれば、確かに端末を保護できて安心だが、端末の厚みが増してしまうので、これまで積極的には使っていなかった。

 そんな折に発見したのが、アピロスが販売しているiPhone 5用ケース「SmartSound Case for iPhone 5」(以下、SmartSound Case)だ(価格は3990円)。2013年1月に開催されたInternational CESでも出展され、イノベーションアワードを受賞するなど話題を集めている。一見するとオーソドックスなポリカーボネート製の保護ケースだが、実はさまざまな仕掛けが用意されている。

 まず、背面にワンタッチで開くキックスタンドが付いており、iPhone 5を横向きに固定できる。ケース背面の窪みに指をかけると、バネが伸びて開くのだが、このギミックが面白く、筆者は意味もなくカチャカチャと開閉してしまうことが多い。

photophotophoto ケースを装着したiPhone 5(写真=左、中)。ケースの内側はこうなっている(写真=右)
photophotophoto ケース背面の窪みに指をかけると、キックスタンドが現れる(写真=左、中)。スタンドを押すとカチャッと閉じる(写真=右)
photophoto iPhone 5を横向きに固定できる

 このキックスタンドを開くと、ホーンスピーカーのような形状になるのも特長で、ケースを開いた状態でiPhone 5の内蔵スピーカーから音を鳴らすと、音量が上がる。第三者公設機関の試験で最大ボリューム時に5dB程度の音圧増大効果があることが実証されているほか、高音部の音質がよりクリアに聞こえるという。いくつかの動画コンテンツをケース装着、未装着+スタンドオープンの状態で聞き比べてみたが、確かにケースを装着してスタンドを開いたときの方が、音が大きくクリアに聞こえた。ケースを装着すると、iPhone 5のスピーカー部分が覆われてしまうが、この覆っている部分に小さな空洞があり、ここからキックスタンドの穴を伝って音が出る仕組みだ。

 キックスタンドを活用すれば、YouTubeなどの動画コンテンツを視聴するのに便利だが、より大きくクリアなサウンドで楽しめるので、外出先で音楽を聴く際にも重宝するだろう。

photophoto iPhone 5のスピーカーを覆う部分に小さな空洞がある(写真=左)。この空洞から、ホーン形状の穴を伝って音が出る(写真=右)

 ケースにはストラップホールも用意されているほか、フォトライト部分にはリフレクターがあり、フォトライトの光量がアップする。暗い場所での撮影や、懐中電灯アプリを使う際に活躍してくれるはずだ。背面の下部には、日本特別仕様のシルバーエンブレムがアクセントになっている。カラーバリエーションはアルミナホワイト、マットブラック、サブマリンイエロー、チェリーピンクの4色をラインアップし、男女幅広い年代で使えるだろう。

photophoto 背面右上にストラップホールがある(写真=左)。リフレクターがフォトライトの光量をアップしてくれる(写真=右)
photo 左から、アルミナホワイト、マットブラック、サブマリンイエロー、チェリーピンク

 このように、多くの便利機能を備えるSmartSound Caseだが、筆者が最も気に入ったのが、人間工学にもとづいて設計されたという“形状”だ。ケース背面の周りや4隅はいずれも斜めにカットされており、手にしっかりとフィットする。iPhone 5の側面の角はほとんど削がれておらず、手にすると、この角が当たって気になってしまう。iPhone 5の片手で操作しやすいボディは魅力だが、手に吸いつくようなボディとは言い難い。しかしSmartSound Caseを装着することで、この弱点(と個人的に感じているところ)が解消される。

photophotophoto 周囲の角が斜めにカットされているので、手にしっかりフィットする

 ケースを装着した分だけ厚みが増してしまうが、この持ち心地は、それを補って余りあると感じた。もちろん、ホームボタンや電源キー、音量キーなどはケースを付けても露出しており、問題なく操作できる。このケースなら積極的に使ってみたいと感じられた。


 SmartSound Caseはただのケースではなく、キックスタンド、ホーンスピーカー、ストラップホール、リフレクターなどの仕掛けを備えた、多機能なケースと言える。背面の角を落とすことでホールド感を高めており、このケース1つでiPhone 5の使い勝手がぐんと上がる。筆者のように、ケースはかさばるから……と遠慮していた人にこそ、チェックしてほしいアイテムだ。

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