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» 2014年01月06日 14時44分 UPDATE

総合力ナンバーワンを目指し、競争力に磨きをかける――通信事業者4社の年頭所感

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、UQコミュニケーションズのトップが、新年を迎え年頭所感を発表した。

[村上万純,ITmedia]

 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、UQコミュニケーションズの4社が、2014年の年頭所感を発表した。

 2013年は、携帯キャリア3社のLTEネットワーク競争が激化した年だった。KDDIは800MHz帯のLTEを全面に打ち出し、ソフトバンクは同社とイー・アクセスのネットワーク利用した下り最大37.5Mbpsの「ダブルLTE」と、下り最大75Mbpsの「倍速ダブルLTE」を開始した。ドコモは1.7GHz帯(1.8GHz帯)で下り最大150MbpsのLTEを開始し、2014年は、LTEのネットワークで音声通話を行う「VoLTE」導入の期待も高まる。また、ドコモがiPhoneの取り扱いを始めたことで、3社でiPhoneが出そろった。2014年はネットワーク、端末、料金、サービスで、各社がどう差別化していくのかに、いっそう注目が集まる。

競争力の強化で「総合力ナンバーワン」を目指す――NTTドコモ

photo NTTドコモ代表取締役社長の加藤薫氏

 NTTドコモの代表取締役社長 加藤薫氏は、2013年にiPhoneを導入したことを踏まえ、2014年は「『新しい競争ステージ』における競争力の強化」を最重要課題として取り組み、端末、ネットワーク、チャネルなどあらゆる面での総合力ナンバーワンを目指すとした。

 2013年はLTEネットワークの構築を推進し、通信関連で「人為故障ゼロ」を継続したドコモは、2014年もクアッドバンドの利点を生かした「Strong.LTEネットワーク」の構築を加速していく。サービス面でも「ドコモメール」や「docomo ID」「dマーケット」のさらなる充実を図るほか、新規事業領域として、「健康」「医療関連情報」「学び」などを軸とした展開も考えているという。

 東京五輪が開催される2020年においても通信インフラを担う「使命」を果たすべく、これからも同社のモットーである「スピード&チャレンジ」を続けていく構えだ。

あらゆる分野での他社差別化・成長を――KDDI

photo KDDI代表取締役社長の田中孝司氏

 KDDI代表取締役社長の田中孝司氏は、2014年を「新たな成長ステージを目指す」年にすべく、社員に強く意識してほしいことを3つ挙げた。それが「さらなる『ジブンゴト化』と『スピードアップ』」「リーダー自らけん引役に」「KDDIフィロソフィの実行」の3点だ。

 社員1人1人が会社を変えていくという気概を持つことを示す「ジブンゴト化」は、2013年にも掲げたもの。2014年はそれを徹底し、日々の変化に対応してほしいという。そこで重要となるのが、各職場におけるリーダーの姿勢だ。中長期的な視点で「KDDIグループに必要なことは何か」を考え、自部門がやるべきことに率先して取り組む姿を示してほしいとげきを飛ばす。

 こうした社員力と組織力の向上を目指すベースとなるのが、新たに定めた「KDDIフィロソフィ」だ。その具体的な内容は、「高い志」と「具体的な目標」を掲げ、それを「成功するまであきらめずにやり抜く」こと。新たな成長ステージを目指すために、全社一丸となって粘り強く仕事に取り組む1年にしていくと意気込む。

新しい仲間と成長・進化を続ける――ソフトバンク

photo ソフトバンクモバイル代表の孫正義氏

 2013年は売上、利益において過去最高を更新したソフトバンク。同社代表取締役社長の孫正義氏は、「『情報革命で人々を幸せに』という当社の経営理念を、世界へ向けて本格的に実現していく第一歩として」、これからも挑戦と進化を続け、「モバイルインターネット世界No.1」を目指すという。

 前年は外部調査でネットワークの面で「スマホのつながりやすさNo.1」および「高速通信の速度No.1」となった同社。グループ会社であるイー・アクセスとウィルコムの合併により、「今まで以上に強力なモバイルインターネット企業グループとして、お客さまの多種多様なニーズに対応」していくという。また、sprint、supercell、ブライトスターの子会社化などにより、業績・業容が大きく拡大したこともあり、「新しく加わった仲間とともにグループ一丸となって挑戦し続け、情報通信の世界に革新をもたらすことで、人々の生活と社会をより豊かなものにしていきたい」と考えを示した。

通信サービスをさらに強化 UQコミュニケーションズ

photo UQコミュニケーションズ 代表取締役社長の野坂章雄氏

 2013年、UQコミュニケーションズは総務省から2.5GHz帯に20MHzの追加割り当てを受け、下り最大110Mbpsのモバイル・ブロードバンド・サービス「WiMAX 2+」の提供を開始した。モバイルデータ通信部門の顧客満足度ランキングで三冠を達成するなど、通信面で大きく飛躍した年だった。

 2014年度中には業界最速の下り最大220Mbpsの通信サービスを提供するほか、WiMAX 2+のサービスエリアも2015年3月末には全国に拡大していく見通しだ。同社代表取締役社長 野坂章雄氏は、「お客様のインターネットライフに真の驚きと感動をお届けできるよう、全社一丸となり全力で取り組む」と決意を表明した。

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