NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス、ウィルコムの携帯電話・PHS事業者6社は4月24日、キャリアメールとSMSサービスにおける絵文字の数と種類を共通化すると発表した。各社のキャリアメールとSMSの文字コードをUnicodeに対応させるという。
以下、リリースの本文です。
株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社、ソフトバンクモバイル株式会社、イー・アクセス株式会社、株式会社ウィルコムの携帯電話・PHS事業者6社は、2014年5月以降順次、事業者間のキャリアメール、SMSでやり取りされる絵文字の数と種類を共通化します。
これまで、他社携帯電話宛に絵文字入りのキャリアメール、SMSを送信した場合、受信側の携帯電話では異なる絵文字や、文字、「〓」表示に置き換わり、送信者が意図しない絵文字が表示されることがあり、これを改善してほしいとのご要望を多くいただいておりました。
そこで、お客さまの声にお応えし、より便利にご利用いただくための方法を事業者間で検討した結果、各社のキャリアメール、SMSサービスの文字コードをUnicode注意1 に対応し、絵文字の数と種類を共通化することにより、送信者が意図しない表示に置き換わることなく、メッセージを送受信することができるようになります。
携帯電話・PHS事業者6社は、インターネット上でのコミュニケーションが多様化する中、利用頻度の高いキャリアメール、SMSによるコミュニケーションをより快適にお楽しみいただけるよう、今後も努めてまいります。
なお、対応端末等につきましては、各社より順次個別にご案内させていただきます。
注意1 Unicodeとは、世界で使われる全ての文字を共通の文字集合にて利用できるように、符号化文字集合や文字符号化方式などを定めた文字コードの規格。日本の携帯電話で使用されている絵文字も文字の一つとしてUnicodeに採用されている。
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