Appleとキャリア3社が提供する「iPhone 6/6 Plus」向け修理サポートサービスまとめ

» 2014年09月22日 21時50分 公開
[村上万純,ITmedia]

 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3社から発売された「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」。丸みを帯びた薄いボディゆえか、さっそく落としてディスプレイのガラスを割ってしまった人がSNSなどで散見されている。キャリア3社は、それぞれiPhone 6/6 Plusを含むiOSデバイス向けにどのような修理サポートを提供しているのだろうか。料金やサポート内容の違いを見ていこう。

 ちなみに、Appleが提供している有料サービス「AppleCare+」は、3社共通で利用できる。全てのiPhoneには製品購入後から1年間のハードウェア製品限定保証と90日間の無償電話サポートが付いているが、AppleCare+に加入すると、保証とサポートが2年間に延長される。さらに、1回に付き7222円(税別、以下同)の修理サービスを最大2回まで受けられる。月額料金はキャリアによって異なり、ドコモが392円、KDDIが400円、ソフトバンクが391円となっている。

ドコモは月額600円で、1年に2回まで7500円の修理が可能

 ドコモが独自で提供する修理サポートサービスは、「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」だ。

 本サービスでは、水ぬれや破損、紛失など、購入から1年を超えた端末の自然故障を補償し、0120-210-360に電話をするか「My docomo」で手続きをすると、1〜2日以内に指定の住所へ交換電話機を届けるという。故障端末は10日以内にドコモに送付する必要がある。

 対象機種は、iPhone 6/6 Plus、iPhone 5s(月額600円)、iPhone 5c(月額500円)。1年に2回まで、7500円/1回でリフレッシュ品と交換してもらえる。リフレッシュ品とは、ユーザーから回収した端末に故障修理・外側カバーの交換・品質の確認を行ったうえで、新品同様の状態に初期化したものだ。

 サービスの加入条件は、ドコモプレミアクラブ会員であること、iPhone購入日を含め14日以内の申し込みであること、申し込むiPhoneがまだ故障していないことの3つ。ドコモショップの窓口(購入当日のみ)やドコモインフォメーションセンターで加入できる。

「auスマートパス」会員なら、2年間に2回まで無料で修理

 KDDIは、9月19日より2年間で2回まで実質0円で故障したスマホを修理できる「iPhone修理代金サポート」にiPhone 6とiPhone 6 Plusを加えた。Apple Care+に加入する必要があるが、本サポート代金により実質負担金なしで修理を行える。

 サポート費用は、iPhone 6/6 PlusとiPhone 5s/5cが最大7222円/回、iPhone 4S/5とiPad/iPad miniが最大4074円/回だ。

 適用対象は、iPhoneやiPadの購入前か購入と同時に「auスマートパス」(月額372円)に加入したユーザーと、2013年4月22日以前からiPhoneとiPadでauスマートパスを利用しているユーザー。

 適用条件は、Apple StoreかApple正規サービスプロバイダーでの修理であること、サポートの申請時点で修理対象となるiPhone、iPadを利用中であること、端末有償修理後3カ月以内であること、継続して「auスマートパス」会員であることだ。なお、修理には付属のイヤフォンやアクセサリーも含まれる。

ソフトバンクは修理代金を85〜95%還元

 ソフトバンクは、月額500円で利用できる「あんしん保証パック(i)」を提供する。2013年8月28日以前に加入している場合は、月額475円で利用可能。iPhone購入時に加入すると、月額使用料が1カ月無料になる。

 あんしん保証パック(i)を使うと、修理が発生した場合でも、修理代金が85%〜95%(機種により異なる)還元される。また、盗難・紛失・全損した場合でも会員価格で同一機種に機種変更できるというもの。消耗したバッテリーを交換する際も代金が還元される。

 携帯電話の修理時にTポイント1ポイントを1円分として、修理代金の割引に使うことも可能だ。

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