タブレットで使いたいおすすめiPad&Androidアプリ――ライフスタイル編(1/2 ページ)

» 2014年10月20日 12時24分 公開
[今西絢美,ITmedia]

 前回は、ビジネスシーンに役立つアプリを紹介したが、タブレットはビジネス用途以外としても便利なデバイスだといえる。スマホにはない大きなディスプレイの強みを生かしたアプリを紹介しよう。

動画コンテンツはキャリアサービスとの併用が◎

 各キャリアが動画配信サービスを提供しているが、毎月の利用料金がかかるのがネックに感じている人もいるだろう。とにかく無料で映画やドラマなどを楽しみたいなら、「無料動画 GyaO!」(無料)を活用してみよう。約3万本の映画、ドラマ、音楽、アニメ、お笑い、バラエティ、スポーツなどの動画を配信しており、利用登録なども不要だ。さらに、最新の映画やドラマを見たいなら、「GyaO!ストア」(無料)で作品を有料レンタルできる。支払いは「Yahoo!ウォレット」に登録した方法で行われるため、銀行口座かクレジットカードのいずれかで引き落とされる。

photophoto テレビで放送中の番組なども配信されている(写真=左)。有料作品のレンタルには別途「GyaO!ストア」アプリを利用しよう(写真=右)
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photo 無料動画 GyaO!
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photo GyaO!ストア

 動画サービスといえば、「ニコニコ動画」も忘れてはならない。iOS/Android共に「niconico」(無料)という公式アプリが配信されている。Webブラウザと同様、「ニコニコ動画」と「ニコニコ生放送」の視聴に対応しており、ユーザーのコメントが動画と共に画面上に表示される。タイムシフト視聴や予約も可能なので、ほぼPCと同じ感覚で利用できるのがうれしい。

photophoto Webブラウザで利用するのと同じように、画面上にコメントが流れる(写真=左)。「料理」カテゴリなどは調理方法を動画で確認できるので、料理を勉強したい人にもオススメ(写真=右)
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photo niconico

 月額1007円(税込、以下同)で映画やドラマなどが見放題の「Hulu」(アプリは無料)もタブレットでの利用に最適化されている。他のデバイスで視聴中のコンテンツは、続きをスムーズに再生できるので、場所に応じてデバイスを使い分けたい人にも最適なサービスといえるだろう。ただし、映画の場合は最新作が配信されていないので、最新作を見たいなら、キャリアサービスやiTunes、Google Playなどの動画配信サービスでのレンタルをオススメしたい。なお、Huluの支払いは、クレジットカード、PayPal、ドコモケータイ払い、auかんたん決済に対応しており、Apple TV経由の利用時は初回登録時のみiTunes Store経由でも支払える。

photophoto 映画、ドラマ、バラエティ番組などさまざまなジャンルの動画が配信されている(写真=左)。人気の海外ドラマをレンタルよりもお得な料金で見られるので、シリーズものの視聴にも最適(写真=右)
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photo Hulu

キャリアサービス以外の電子書籍サービスも便利

 キャリアでも電子書籍サービスが用意されているが、「Kindle」(アプリは無料)を愛用しているユーザーも多いのではないだろうか。タブレットだけでなくスマホでも同じアカウントを使ってログインできるので、自宅ではタブレット、出先では続きをスマホで読むという使い方もできる。

 「Kindle」は読み放題ではなく、1冊ずつ購入するシステムで、約25万冊の書籍が配信されている。クレジットカード、Amazonギフト券、Amazonショッピングカード、Amazonポイント、クーポンでの支払いが可能で、PCからの購入にも対応する。タブレットから購入する際は、iOSは「Safari」でサイトにアクセスしなければならない。ただし、AndroidタブレットならKindleアプリから直接ストアにアクセスできる。

photophoto 購入した作品はクラウド上に保存される。必要に応じて端末にダウンロードして読もう(写真=左)。iOSの場合はSafariからサイトにアクセスするので注意(写真=右)
photophoto 縦画面では1ページずつ、横画面では見開き単位での消費が可能(写真=左)。気になる箇所にマーカーで印をつけたり、メモを追加できたりする。Kindleアプリ内に用意された辞書をダウンロードすれば、語句の意味を調べることも可能だ(写真=右)

 「Kindle」では有料コンテンツだけでなく、著作権切れなどの文学作品が無料で配信されている。こういった無料の作品だけを読むための専用アプリも多数あり、iPadなら「i読書」(無料)、Androidなら「青空文庫ビューア Ad」(無料)などのアプリを使うといい。端末に作品をダウンロードして読むので、一度ダウンロードした作品は圏外でも読める。

photophoto 作者名、作品名、ランキングから本を探せる。アプリのダウンロード時には作品が収録されておらず、適時ダウンロードすると「My本棚」に保存される(写真=左)。文章のレイアウトはあっさりしているが、「設定」からフォントや1行あたりの文字数など細やかな設定をカスタマイズできる(写真=右)
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photo Kindle
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photo i読書
photo 青空文庫ビューア Ad

 漫画を無料で読むなら、「少年ジャンプ+」(無料)や「comico」(無料)などがオススメだ。「少年ジャンプ+」は、人気作家の新作や歴代ヒット作品の復刻連載などを無料で読めるアプリで、最新号の週刊少年ジャンプのデジタル版(毎号300円/月額900円)を購入できる。週に25作品以上の連載が日替わりで更新されるなど、少年ジャンプ作品が好きな読者にとっては画期的なアプリだ。

photophoto アプリの配信直後から話題の「少年ジャンプ+」。最新号の電子版を発売日にダウンロード購入できるのも特徴だ(写真=左)。気になる漫画の続きは「購入」から「ジャンプBOOKストア!」アプリ(無料)をダウンロードして、購入できる(写真=右)

 それに対し、comicoは投稿作品で構成される無料漫画アプリである。このアプリはスマホでの利用を前提に、縦スクロールで作品を読み進められるのが特徴。タブレットの場合はあまりこの特性が生きにくいものの、comico発の人気作品も生まれつつあるので、チェックしておいて損はない。

photophoto 投稿作品とはいえ、作品のクオリティは高い(写真=左)。画面を縦にスクロールして読む斬新なスタイルが注目を浴びている(写真=右)
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photo 少年ジャンプ+
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photo comico
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