5.5型IGZO液晶や“エモパー”搭載の「AQUOS ZETA SH-01G」、11月14日発売

» 2014年11月11日 16時57分 公開
[田中聡,ITmedia]

 NTTドコモが、シャープ製のハイスペックなスマートフォン「AQUOS ZETA SH-01G」を11月14日に発売する。

photo 「AQUOS ZETA SH-01G」

 AQUOS ZETA SH-01Gは、シャープ端末ではおなじみの3辺狭額縁技術「EDGEST」を採用しており、ディスプレイは前モデル「AQUOS ZETA SH-04F」の5.4型から5.5型へと大型化した。ボディカラーは、Indigo、White、Cyan、Coralの4色。カラーによって背面素材の質感が異なり、Indigoは滑りにくいラバー調を採用。Whiteは光沢感を強調し、Cyanは個性的なドット調、Coralはさらさらな質感を表現している。

 有効約1310万画素CMOSのメインカメラには、レンズの位置を制御する光学式手ブレ補正を採用。有効約210万画素のインカメラは、複数人でも一緒に撮れるワイド撮影に対応した。リコー「GRシリーズ」開発メンバーによる画質改善認証プログラム「GR Certified」を取得しているのも特徴としており、レンズや画像処理などの高い水準をクリアした。音楽関連では、ハイレゾリューション音源の再生にも対応するが、プリインストールされている「ミュージック」アプリのみで再生可能だ。

 「エモパー」と呼ばれるエージェント機能も搭載。バッテリーが減ると「おなかがすきました」、端末を落とすと「痛いです」など、端末側からユーザーに話しかけてくれる。屋内と屋外を区別し、屋外では声を出さずに画面表示で通知する。

 OSはAndroid 4.4を採用、プロセッサには2.3GHz駆動の「Snapdragon MSM8974AB」を搭載。メインメモリは2Gバイト、ストレージは32Gバイト。SIMサイズはnanoSIMとなっている。片手操作をサポートする「ワンハンドアシスト」機能も搭載した。

 おサイフケータイ、ワンセグ、フルセグ、NOTTV、赤外線、急速充電、VoLTEなど各種機能に対応し、防水性能も備える。ただし、ワンセグ、フルセグ、NOTTVの視聴時には付属の外付けアンテナを装着する必要がある。通信は下り最大150MbpsのLTE(Xi:2G/1.7G/1.5G/800MHz帯)と3G(FOMA:2G/800M/新800MHz帯)をサポートする。Wi-FiとLTEの同時接続が可能で、20Mバイト以上のデータを高速でダウンロードできる。また、電波の弱いWi-Fiエリアでは自動でLTE通信に切り替えられる。

「AQUOS ZETA SH-01G」の主な仕様
機種名 AQUOS ZETA SH-01G
メーカー シャープ
OS Android 4.4
プロセッサ Qualcomm Snapdragon MSM8974AB/2.3GHzクアッドコア
メインメモリ 2Gバイト
ストレージ 32Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大128Gバイト)
ディスプレイ 約5.5型フルHD IGZO液晶
解像度 1080×1920ピクセル
連続通話時間 LTE:約1350分、3G:約1370分、GSM:約1080分
連続待受時間 LTE:約730時間、3G:約900時間、GSM:約720時間
バッテリー容量 3300mAh(取り外し不可)
メインカメラ 有効約1310万画素CMOS
インカメラ 有効約210万画素CMOS
ボディカラー Indigo、White、Cyan、Coral
サイズ 約76(幅)×141(高さ)×8.9(奥行き)ミリ
重量 約159グラム

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