ANYYOUONが、3G通信に対応したSIMロックフリーの時計型Androidデバイス「SmartGear49」を発表。11月11日に予約販売を開始した。初期ロットは300台で、2015年1月下旬の出荷を予定している。予約販売価格は2万8000円(税込)、通常販売価格は3万5000円(税込)。海外ではkickstarterで提案した製品を、日本向けにアレンジしたという。
SmartGear49はAndroid 4.4を搭載した“スマートウォッチフォン”。SIMカードを装着すれば、単体で通話やデータ通信ができ、Google Playからのアプリダウンロードや、Wi-FiとBluetoothによるテザリングも可能だ。通信は2100MHz帯のW-CDMAをサポートしている。対応するSIMカードのサイズはmicroSIM。
本体サイズは47(幅)×55(高さ)×15(奥行き)ミリ、重量は120グラム。プロセッサはMTK6572(1.3GHzデュアルコアCPU)を採用した。320×320ピクセルの1.54型TFT液晶と、720pの撮影ができる5メガピクセルカメラも搭載している。バッテリー容量は650mAh、ストレージは8Gバイト、メインメモリは1Gバイトだ。アウトドアでの利用も想定し、IP67の防水・防じん性能もサポートしている。
GPS、加速度センサー、電子コンパス、近接センサー、Bluetooth 4.0、Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)もサポートするなど、スマートフォンと同等の性能を備えている。また、カメラ部分に指を当てると、心拍数の計測ができる。
外部メモリは最大32GバイトのmicroSDを利用できるが、購入後に着脱ができない内蔵型となっている。microSDの内蔵はオプションで4500円かかるが、予約販売時は無料としている。
これまで、スマートウォッチのほとんどがスマートフォンとの連携を前提にしたものだったが、SmartGear49は、ウォッチとフォンの機能を兼ね備えており、ANYYOUONは「これ一台でスマホ不要の世界が見えてくる」と説明している。また、子供やお年寄りに持たせる小型端末としての利用も想定している。
製品はSmartGear49のWebサイトから予約できるが、予約販売数量が3カ月以内で300台に満たない場合、予約はキャンセルされ、全額返金される。
メーカー | ANYYOUON |
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OS | Android 4.4 |
プロセッサ | MTK6572(1.2GHzデュアルコア) |
ストレージ | 8Gバイト |
メインメモリ | 1Gバイト |
外部メモリ | microSD(32Gバイト) |
ディスプレイ | 約1.54型TFT液晶 |
解像度 | 320×320ピクセル |
バッテリー容量 | 650mAh |
カメラ | 5メガピクセル |
その他機能 | 防水・防じん(IP67)、GPS、加速度センサー、電子コンパス、近接センサー、Bluetooth 4.0、Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n) |
サイズ | 47(幅)×55(高さ)×15(奥行き)ミリ |
重量 | 120グラム |
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