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» 2015年01月07日 10時11分 UPDATE

2015 CES:ZTE、Android搭載モバイルプロジェクターと北米向け6型スマホ「Grand X Max+」を発表

ZTEは2015年1月5日に2015 CESのプレスイベントで新製品を発表。Android OSを搭載した小型のモバイルプロジェクターと、北米向けとなる6型の低価格ファブレットを披露した。

[山根康宏,ITmedia]

LTE搭載の持ち運べるプロジェクター「Spro 2」

 「Spro 2」は、持ち運び可能なハンディサイズの小型プロジェクターにLTEを搭載し、モバイルWi-Fiルーターとしても利用可能な製品。OSにAndroidを採用したことで、単体で動画などの再生やアプリの利用も可能だ。2014年に発表された「Spro projector」の後継モデルであり、機能やユーザーインタフェースが大きく改良されている。

 ZTEはこの分野の製品を「スマートプロジェクター」と呼んでいる。スマートプロジェクターとは、スマートフォンのようにどこにでも持ち運びができ、スマートTVのように大画面を利用できる製品とのこと。スマートフォンは1人でしか利用できないが、スマートプロジェクターは、テレビのように家族や友人たち複数名で利用することもできる。何よりも小型サイズでありながら、壁などの投影先さえあれば、手軽に大きな画面を利用できる。これは持ち運びができない大画面スマートTVに対しての大きなアドバンテージだ。

photophoto Spro 2を発表するZTEアメリカのJeff Yeeバイスプレジデント(写真=左)。Spro 2はスマートフォンとスマートTVの利点を合わせた製品(写真=右)

 5型のタッチパネルを搭載し、スマートフォンのように指先タッチで各種操作ができる。四角いアイコンをタイル状に配置した自社開発のUIを採用して操作性を高めている。解像度はHDで、最大120型のサイズに投影が可能。単体で利用できるほか、HDMIやUSB、Bluetooth入力、そしてスマートフォンとはWi-Fiでのワイヤレス入力にも対応する。本体にはSIMスロットも備え、LTEは最大下り150MbpsのCategory4に対応する。発売日や価格は未定。

photophoto 小型プロジェクター「Spro 2」(写真=左)。5型ディスプレイを搭載しており、独自UIが使いやすい。この画面表示がそのままプロジェクターから投影される(写真=右)
photophoto プロジェクターの性能は明るさが200ルーメンス、解像度はHD、最大120型の投影が可能だ(写真=左)。背面にはHDMIポートやUSB端子を備える。microSDの利用も可能。電源のすぐ右にあるのはSIMカードスロット(写真=右)

6型で199ドルのプレミアムスマートフォン「Grand X Max+」

 スマートフォンの新製品は、北米のMVNO、Cricket Wireless向けとなる「Grand X Max+」。プリペイド端末で、長期契約不要で購入できる。ZTEは北米のプリペイド市場でシェアは2位、また北米のAndroidスマートフォンでもシェアは3位を取っており、現時点で約2000万人のユーザーを抱えている。これまでプリペイド端末はポストペイド端末よりも低機能なベーシック製品が多かったが、今やプリペイドユーザーでもより高い機能を持った、しかもプレミアム感のある製品を求める声が高まっているという。Grand X Max+は、その声に応える製品として発表された。

 Grand X Max+のスペックはプロセッサにSnapdragon 400(1.2GHzクアッドコア)を採用、ディスプレイは6型のファブレットサイズで解像度はHD。メインカメラは1300万画素、インカメラは500万画素。通信方式はLTEに対応する。本体サイズは83.1(幅)×162.1(高さ)×7.9(奥行き)ミリ、重量は171.8グラム。価格はCricket Wirelessで199.99ドル。なお、北米の各通信事業者はSIMロックをかけて販売しているため、本製品もSIMロック品となる模様。

photophoto 200ドルを切る6型スマートフォン「ZTE Grand X Max+」を発表(写真=左)。6型のHDディスプレイに高解像度カメラと3200mAhの大容量バッテリーを搭載(写真=右)
photophoto プリペイドユーザーもこれからは高性能でプレミアムな製品を求める(写真=左)。2015 CESの会期最終日、1月9日にCricket Wirelessから発売される(写真=右)
photophoto 解像度はHDながらも6型の大画面はタブレット代わりにも使えそうだ(写真=左)。背面はカーボン調の仕上げで高級感を出している(写真=右)
photophoto 側面はボリュームキーなども含めマットブラック仕上げ(写真=左)。横幅は約83ミリ、アメリカ人なら十分片手で持てるだろう(写真=右)

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