最後に東京都内のアイティメディア社内(会議室)で正午(12時56分〜13時3分)に測定した。
7月編では本家が強く、MVNOの2サービスは差をつけられたが、今回8月は3サービスとも18Mbps前後で横並び。上りの通信速度も2Mbps前後で並んでいる。いつもこれくらいの通信速度で安定していれば安心できるのだが……。
計測開始時刻 | 下り平均(Mbps) | 上り平均(Mbps) | |
---|---|---|---|
UQ mobile | 12:59 | 17.94 | 2.56 |
mineo | 13:03 | 18.29 | 2.16 |
au(LTE NET) | 12:56 | 18.28 | 1.98 |
7月編に続き、本家のau(LTE NET)が常に高速といえる通信速度だ。もっとも本家なのだから当たり前ともいえる。
UQ mobileとmineoはほとんど同じ傾向で、夕方以外は本家に匹敵、それ以上の通信速度が出るものの、夕方だけは大きく通信速度が低下する。
KDDI回線を使った3サービスの共通点も7月編と同様で、下りはドコモ回線より速いが、上りの通信速度はドコモ回線ほどではない。しかし大崩れしないので、安定した速度で通信できるだろう。
8月の測定結果から、各サービスの傾向を述べると以下のようになる。
au(LTE NET)に関しては「朝はやや弱め」とはしたが前述のとおり30Mbps超え。単にほかの2サービスが速すぎただけで、実用上は何の問題もないだろう。
これまでのテストと同様、各サービスで速度が出やすい時間帯がある。自分がよく利用する時間帯に強いサービスを選ぶのも良いだろう。この傾向が次回以降も続くのか、違う場所でも通用するのかは分からない。
今回の測定結果はあくまで参考データの1つとして役立てていただき、ほかのさまざまな情報も踏まえて、より良いMVNOを選んでほしい。
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