ソニーモバルコミュニケーションズ製のスマートフォン「Xperia Z5」が、NTTドコモからも登場する。型番は「Xperia Z5 SO-01H」で、10月下旬の発売を予定している。
Xperia Z5は、Xperia Zシリーズの最新フラッグシップモデル。カラーバリエーションはホワイト、グラファイトブラック、ゴールド、グリーンの4色。背面には、光沢感を抑え、柔らかく光を通すフロストガラスを採用した。側面の電源キーは指紋センサーと一体とし、キーに触れるだけでロックを解除できる。側面にはXPERIAロゴを配した。
ディスプレイは5.2型フルHD(1080×1920ピクセル)でXperia Z4からサイズの変更はないが、より高色域の再生が可能になり、コントラストもアップ。背景が暗い夜景や花火などの写真も、よりくっきりと表現できるようになった。
カメラはCMOSセンサーを一新し、画素数が2300万画素にアップ。ソニーのデジタルカメラ「α」で培った技術を生かし、ソニーモバイルが「世界最速」とうたう、0.03秒の高速オートフォーカスが可能になった。メインカメラにはより広角な24ミリレンズを採用した。
進化した画像処理エンジン「BIONZ for mobile」により、画質の劣化を抑えながら最大5倍のズームが可能。撮影環境に応じて最適な設定に切り替える「プレミアムおまかせオート」では、新たに彩度と明度を調整できる設定を用意。マニュアルモードに切り替えることなく、より最適な設定で撮影ができる。
動画撮影時の手ブレを抑える「インテリジェントアクティブモード」は、カメラモジュールが大きくなったことで、より高周波のブレを低減。ソニーモバイルによると、自転車に乗りながらでも安定した動画を撮影できるという。インカメラは広角25ミリ、有効約510万画素CMOSのものを搭載する。
オーディオ機能も進化し、ソニー純正のヘッドセット「MDR-NC750」(ソニーストアで税別1万1800円)を利用すると、ハイレゾ音源の再生と、デジタルノイズキャンセリング機能を両立できる。通常の音源をハイレゾ相当に変換する「DSEE HX」や、Bluetoothでハイレゾ音源をハイレゾ相当の音質を保ったまま転送できる「LDAC」を継承している。
通信サービスは、キャリアアグリゲーションにより、LTEは下り最大225Mbpsの通信が可能。300Mbpsの通信はサポートしない。このほか、VoLTE(高音質通話とビデオコール)、おサイフケータイ、フルセグ/ワンセグ/NOTTV(視聴には付属の外付けアンテナが必要)も利用できる。
機種名 | Xperia Z5 SO-01H |
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メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
OS | Android 5.1 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon MSM8994/2.0GHz+1.5GHzオクタコア |
メインメモリ | 3Gバイト |
ストレージ | 32Gバイト |
外部メモリ | microSDXC(最大200Gバイト) |
ディスプレイ | 約5.2型フルHD TFT液晶 |
解像度 | 1080×1920ピクセル |
連続通話時間 | LTE:約1160分、3G:約740分、GSM:約680分 |
連続待受時間 | LTE:約440時間、3G:約350時間、GSM:約410時間 |
バッテリー容量 | 2900mAh |
メインカメラ | 有効約2300万画素CMOS |
インカメラ | 有効約510万画素CMOS |
ボディカラー | ホワイト、グラファイトブラック、ゴールド、グリーン |
サイズ | 約72(幅)×146(高さ)×7.3(奥行き)ミリ |
重量 | 約154グラム |
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