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» 2016年02月12日 17時42分 UPDATE

iPhoneで「1970年1月1日」に設定すると使用不能に? 実際に試してみた

iPhone 5s以降で発現するらしいが、よい子は絶対にマネをしないように……。

[田中聡,ITmedia]

 iPhoneの時刻設定で「1970年1月1日」に設定をすると、iPhoneが使用できなくなるとの情報がネットで拡散している。

 これは本当なのか? 編集部に眠っていた「iPhone 5s」(OSは最新のiOS 9.2.1)で実際に試してみることにした。

 「設定」→「一般」→「日付と時刻」で「自動設定」をオフする。その後、「時間帯」の日付をひたすら下にスクロールすると、いったん2002年6月5日で止まるが、さらに3回下にフリックすると、1970年1月1日9時にさかのぼれる。この状態で電源を切って再起動をすると、白い画面にAppleマークが表示されたまま動かなくなってしまった。

iPhone 5siPhone 5s 「日付と時刻」から1970年1月1日に変更する。右画面の時点で電源を切ったら「アウト」なので要注意

 それ以降、いったん画面が黒くなり、再びAppleマークが現れたが、以降はこれが繰り返され、iPhoneは全く反応しなくい……。通常なら再起動ができるホームボタン+電源キーの長押しでも、ボタンを押している最中に画面が黒くなるのみ。しばらくすると、バッテリーが尽きて画面が消えたので、ある程度充電をしてから再び電源を入れたところ、やはりAppleロゴ→黒い画面が表示されるのみだった。

iPhone 5s 起動画面のままiPhone 5sはウンともスンとも言わない……

 PCに接続しても、外部ストレージとして表示はされるが、データは表示できず、iTunesでは「タイムアウトしたため接続できない」旨のメッセージが表示された。

iPhone 5s iTunesとも接続できない

 というわけで、完全に使用不可になってしまったようだ。

 ちなみに、ネットでは「1970年1月1日13時に設定すること」をバグ発動の条件としている記事もあるが、筆者の場合、1970年1月1日9時でも使用不能になったので、1970年1月1日に日付を合わせた時点で電源を切らない方がよい。

 さらに、1970年1月1日にして再起動をするとバッテリーの持ちが良くなる、動作が軽くなるという情報もあるようだが、デマなので、くれぐれもうのみにして実行しないように。「やるな」と言われると、ついやってみたくなるのが人間のさがだが、今回ばかりは絶対に試すべきではない。

 Redditの書き込みでは、今回のバグが発現するのは、OSに関係なく、64ビットのiOSデバイスだという。iPhoneだと5s以降が該当するが、どのiOS端末であろうと、試さないのが得策だ。

 万が一この時刻設定を試してiPhoneが反応しなくなってしまった場合、ユーザー側ではどうすることもできなさそうなので、アップルストアのジーニアスバーにiPhoneを持ち込むしかなさそうだ。

3/19 23:48追記

 バッテリーを放電させてから充電をしたら、起動不能になったiPhone 5sが復旧しました。

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