ソフトバンクは5月11日、ソニーモバイルコミュニケーションズ製Androidスマートフォン「Xperia X Performance」を発表した。発売は、6月中旬を予定している。
同機はMobile World Congress 2016で発表された同名端末のソフトバンク向けモデル。基本的な端末仕様は、グローバルモデルと同一だ。
ソフトバンクのXperia X Performanceは、3つの周波数帯域を束ねる3波キャリアアグリゲーション(3CA)に対応しており、対応エリアでは下り最大262.5Mbps(理論値)での通信が可能だ。
プロセッサはQualcomm製の「Snapdragon 820」(CPU部はQualcommオリジナル2.2GHz 2コア+1.6GHz 2コア構成)を採用する。メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GBで、外部ストレージは最大200GBのmicroSDXCに対応する。ディスプレイは5型のフルHD(1080×1920ピクセル)液晶を搭載する。
バッテリー容量は2570mAhで、「Quick Charge 2.0」による超急速充電が可能だ。米Qnovoの「Adaptive Charging」技術を採用することで、バッテリーの長寿命化を図っている。
アウトカメラは、Xperia Z5シリーズと同じ約2300万画素の「Exmor RS for Mobile」を採用。ソニーの一眼カメラ「α」の技術を応用し、動体への追従性を高めた「先読みオートフォーカス(AF)」に対応している。また、本体のカメラキーを押して最短で0.6秒未満で撮影できる「高速起動・高速撮影」も新たに搭載した。なお、Xperia Zシリーズでサポートしていた「4K動画撮影」には対応しない。
インカメラは、約1300画素のExmor RS for Mobileを採用し、新たにAFに対応した。広角22ミリレンズを採用することで、グループでの自撮りもきれいに撮影できるという。
ボディーカラーはホワイト、グラファイトブラック、ライムゴールド、ローズゴールドの4色展開。背面は、Xperiaとしては初めてのメタル(金属)素材を採用し、ホワイトとグラファイトブラックの2色には「ヘアライン加工」、ライムゴールドとローズゴールドの2色には「サンドブラスト加工」を施している。ディスプレイ面のカラーは、全色ともにボディーとフレームで同色となっている。
外装にはキャリア独自のロゴ類はなく、グローバルモデルと似た外観となっている。ただし、日本向けのモデルでは通信品質の向上を目的として本体背面下部の仕様を変更しているので、Xperia Z3/Z4/Z5と比較すると見た目上の「グローバル度」は若干低くなっている。
機能面では、日本において需要の高いおサイフケータイ(モバイルFeliCa)とフルセグ/ワンセグ(地デジ)受信にも対応する。
機種名 | Xperia X Performance |
---|---|
メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
OS | Android 6.0 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 820/2.2GHz 2コア+1.6GHz 2コア |
メインメモリ | 3GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部メモリ | microSDXC(最大200GB) |
ディスプレイ | 約5型 約5型 フルHD トリルミナス ディスプレイ for Mobile |
解像度 | 1080×1920ピクセル |
連続通話時間 | 1380分(LTE)/1680分(W-CDMA)/600分(GSM) |
連続待受時間(静止状態) | 530時間(LTE)/520時間(AXGP)/590時間(W-CDMA)/550時間(GSM) |
バッテリー容量 | 2570mAh |
アウトカメラ | 有効約2300万画素裏面照射型CMOS(ハイブリッドAF、先読みAF対応) |
インカメラ | 有効約1300万画素裏面照射型CMOS(AF対応) |
ボディーカラー | ホワイト、グラファイトブラック、ライムゴールド、ローズゴールド |
サイズ | 約71(幅)×144(高さ)×8.6(奥行き)ミリ |
重量 | 約165グラム |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.