米Googleは10月18日(現地時間)、これまでデスクトップ版(WindowsおよびMac)でのみ提供してきたChromeブラウザの「試験運用版(Chrome Canary)」をGoogle Playストアで公開したと発表した。
Canaryとは、カナリアのこと。炭坑で毒ガス発生を検知するためにかごに入れたカナリアを連れて行ったことに由来する。まだ内部でのテストが行われていない、動作が不安定なリリースを指す。
Canary版は、1週間に最大7回(つまり毎日)アップデートが配信される可能性がある。アプリのアップデートをモバイルデータ通信でも有効にしている場合は注意が必要だ。
Android版Chromeのリリースチャンネルにはこれまで、正規版の他、βとして最も安定している「Chrome Beta」と、バグが含まれている可能性がBetaより高い「Chrome Dev」があった。これらに最先端の機能が試せるが最も不安定な「Chrome Canary」が加わる。
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