SIMフリースマホが拡大 2018年度にもMVNOがスマホ契約数の1割にSIM通

» 2016年12月01日 06時00分 公開
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 MM総研は11月、2016年度上期(2016年4月〜2016年9月)の国内携帯電話端末出荷台数に関する調査結果を発表しました。

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 このうち、スマートフォン出荷台数は前年同期比8.4%減の1,216万8千台となり、NTTドコモ、au、ソフトバンク(ワイモバイル含む)のMNOキャリア向けスマホの出荷台数は、同13.1%減の1,097万台となりました。

 MM総研では減少の原因として、総務省による「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン」の影響により、(1)一括0円販売やキャッシュバック目的のキャリア乗り換えが減少したこと、(2)実質支払額の高騰や高機能化による買い替えサイクルが長期化したこと、(3)フィーチャーフォンからの買い替え需要が縮小したこと、の3つを挙げています。

(参考:MM総研「2016年度上期SIMロックフリースマートフォン出荷台数シェア」より出展) (参考:MM総研「2016年度上期SIMロックフリースマートフォン出荷台数シェア」より出展)

 一方、MNO以外が取り扱うSIMフリースマホの出荷台数は同79.1%増の119万8千台となり、全スマホ出荷台数に占めるSIMフリー比率は9.8%と堅調に拡大しました。

 また、MM総研によると、スマホ契約数は2018年度に1億件に達する見通しで、このうちMVNOのSIMカードを利用したスマホ契約数は1,000万件を突破すると予測しています。

(文:SIM通編集部)

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