ランキングをiPhone関連記事が独占!/auの新iPhoneはVoLTE専用Mobile Weekly Top10

» 2017年09月26日 22時55分 公開
[井上翔ITmedia]

 今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、2017年9月18日から9月24日までのアクセスランキングを集計しました。

iPhone 8 Plus(ゴールド) ランキングを席巻した新iPhone(写真はiPhone 8 Plusのゴールド)

 前回のランキングからさらにいきおいを増し、今回のランキングのトップ10は全てiPhoneに関連する記事となりました。

 1位の新『iPhone』3機種と『ZenFone 4』『Galaxy Note8』『Xperia XZ1』のスペックを比較する」と2位の「ドコモ、au、ソフトバンクがiPhoneの下取り価格を改定 従来より安く」は、ほぼ同じ閲覧数で、3位以下の記事の2倍以上読まれました。

 「iPhone 6s」が発売から2年を迎え、分割払いで買った人の多くは支払いを完了し始める頃合いになります。これら2記事が特に多く読まれるということは、「iPhoneからiPhone」だけではなく、「iPhoneからAndroid」への買い換えを検討する人も少なからずいるという事を示しています。もちろん、「AndroidからiPhone」「AndroidからAndroid」という買い換えパターンを考えている人もいるでしょう。

 以前のように「iPhone(iOS)にしかない」あるいは「Androidオンリー」なメジャーアプリもそれほど多くありません。有料アプリという「資産」のことを脇に置いておけば、iPhoneとAndroidスマホを相互に乗り換えることへの抵抗感は薄まってきているように感じます。ユーザーが「ほしい」「足りない」「もっと」と思うことにピッタリな機種に乗り換えるには、ある意味で格好な環境が整ってきたのかもしれません。

iPhone SEとauのVoLTE SIM 筆者はauの「VoLTE契約」のSIMカードで「iPhone SE」以降のiPhoneを使っています

 ランキング4位の「『iPhone 8/8 Plus』『iPhone X』への機種変更 auユーザーは要注意?」は、新しいiPhoneとau(KDDI・沖縄セルラー電話)のSIMカード(au ICカード)に関する注意喚起記事です。

 auのAndroidスマホは2014年冬モデルに「VoLTE専用」機種が登場し、2015年夏モデル以降は全ての機種がVoLTE専用となりました。一方、iPhoneでは「LTE契約」のままVoLTEにも対応できるようにする“特殊な”対応をしていましたが、iPhone 8/8 Plus/Xは現行のAndroidスマホと同様のVoLTE専用機種となり、特殊扱いをとりやめることになります。

 筆者はau純正のVoLTE契約のSIMカードとSIMロックフリーの「iPhone SE」と「iPhone 7」を組み合わせて約1年半ほど使ってきましたが、auの3G(CDMA 1X/CDMA 1X WIN)に非対応であるために困るということはほぼありません。KDDIの田中社長の言う通り、新しいiPhoneがVoLTEオンリーであることはよほどのことがない限り大きな不安材料にはならないはずです。しかし、ソーシャルメディアなどの反応を見ると、特に山間部でのauの3Gに対応していないことを不安視している人が想像以上に多くいることも分かります。

 iOS 8.4以降を搭載するiPhone 6/6 Plus以降のauのiPhoneでは、標準でVoLTEが有効、つまりau 3Gネットワークにつながらない設定となっています。iPhone 6/6 Plus以降を使っているauユーザーで新しいiPhoneへの買い換えを検討している人は、デフォルト設定(VoLTEオン)の状況で問題なく使えているなら、買い換えてもエリア面で問題は発生しないでしょう。VoLTE非対応のiPhoneやAndroidスマホ(型番に「V」が付かないもの)から新しいiPhoneの機種変更を検討している人は、周囲のVoLTE対応機種(新しいiPhoneを含む)を使っている人から意見を聞いてみると良いかもしれません。

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