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» 2009年04月07日 14時00分 UPDATE

2009年PC夏モデル:全機1TバイトHDD搭載のダブル地デジ“ITA PC”――「VAIO type L」

AV機能に注力した液晶一体型PCの「VAIO type L」は、店頭モデルの全機に1TバイトHDDを採用し、最上位機のGPUを高速化。地デジダブルチューナーは健在だ。

[ITmedia]

HDDとGPUを強化した地デジチューナー搭載ボードPC

 ソニーは、液晶一体型PC「VAIO type L」の2009年夏モデルを発表した。店頭販売向けのラインアップは、24型ワイド液晶搭載のVGC-LVシリーズに「VGC-LV72JGB」と「VGC-LV52JGB」、20.1型ワイド液晶搭載のVGC-LNシリーズに「VGC-LN72JGB」と「VGC-LN52JGB」が用意され、エントリー向けの15.4型ワイドモデルは省かれた。

tm_0904typel01.jpgtm_0904typel02.jpg 24型ワイド画面の「VAIO type L VGC-LV」シリーズ(写真=左)と20.1型ワイド画面の「VAIO type L VGC-LN」シリーズ(写真=右)

 発売日はVGC-LV52JGBとVGC-LN52JGBが4月18日、VGC-LV72JGBとVGC-LN72JGBが5月2日の予定だ。いずれもOffice Personal 2007を搭載し、価格はオープン、実売価格はVGC-LV72JGBが28万円前後、VGC-LV52JGBが25万円前後、VGC-LN72JGBが24万円前後、VGC-LN52JGBが20万円前後と予想される。

 主な進化点は、2009年春モデルにおいて最上位機だけが装備していた1TバイトのHDDを全機に採用したことと、最上位機のVGC-LV72JGBが搭載するGPUをGeForce 9300M GS(グラフィックスメモリは256Mバイト)からGeForce 9600M GT(グラフィックスメモリは512Mバイト)に強化したことだ。

 それ以外の仕様は従来機と変わらない。VAIO type Lは2009年春モデルでいち早くOSの64ビット化を果たしたが、今回もプリインストールOSは64ビット版のWindows Vista Home Premium(SP1)を採用する。メインメモリは標準で4GバイトPC2-6400(2Gバイト×2)を搭載し、8Gバイト(4Gバイト×2)まで拡張できる。

 CPUは全モデルともCore 2 Duo E7400(2.8GHz)だが、チップセットは最上位機のVGC-LV72JGBのみ外付けGPUを搭載する関係でIntel P43 Expressを装備し、ほかの3機はIntel GMA X4500HDグラフィックスを内蔵したIntel G45 Expressチップセットとなる。

 液晶ディスプレイは、VGC-LV72JGBとVGC-LV52JGBが1920×1200ドット表示の24型ワイド画面、VGC-LN72JGBとVGC-LN52JGBが1680×1050ドット表示の20.1型ワイド画面を採用し、いずれも光沢パネル(クリアブラック、ARコート)だ。光学ドライブは上位3機が1層BD-Rに4倍速、1層BD-REおよび2層BD-R/REに2倍速で書き込めるBlu-ray Disc、最下位のVGC-LN52JGBが1層DVD±Rに8倍速、DVD±R DLに6倍速で記録可能なDVDスーパーマルチを備えている。

 テレビ機能は全モデルが2基の地上デジタルチューナーカードを実装。出力5.5ワット+5.5ワットのステレオスピーカーとデジタルアンプ「S-Master」も内蔵する。VGC-LV72JGBとVGC-LN72JGBは、対応アプリケーションで動画変換を高速化するハードウェアトランスコーダーの「VAIO AVCトランスコーダー」も搭載し、HD画質の長時間録画をサポートしている。さらに、最上機のVGC-LV72JGBのみHDMI入力端子も持つ。

 ネットワーク機能は、1000BASE-Tの有線LAN、IEEE802.11b/g/n(nはドラフト準拠)の無線LAN、Bluetooth 2.1+EDRを用意している。インタフェース類は、USB 2.0×5、4ピンのIEEE1394、光デジタル音声出力(角型)、メモリースティックPROスロット、SDメモリーカード(SDHC対応)/MMCスロット、ExpressCard/34スロット、有効131万画素のWebカメラなどを装備。キーボードとマウスはワイヤレス仕様で、キーボードにはFeliCa 1.0ポートを内蔵する。

 24型ワイド画面のVGC-LV72JGBとVGC-LV52JGBは、本体サイズが657.2(幅)×175(奥行き)×467(高さ)ミリ、重量が約15.4キロで、3.5インチHDD用の空きベイを1基備えている。20.1型ワイド画面のVGC-LN72JGBとVGC-LN52JGBは、本体サイズが570.8(幅)×175(奥行き)×413(高さ)ミリ、重量が約12.4キロだ。こちらに3.5インチHDD用の空きベイはない。

 なお、ソニースタイル直販のVAIOオーナーメードモデルでは、選択できるCPUのPentium Dual Coreが、E2200(2.2GHz)からE5200(2.5GHz)に高速化したほか、直販限定カラーのブラックをはじめ、CTOメニューは従来機から引き継がれている。価格は11万9800円からだ。

tm_0904typel03.jpgtm_0904typel04.jpg 直販モデルでは、ブラックのカラーも選択できる

VAIO type L店頭モデルの概要(その1)
シリーズ名 モデル名 タイプ 従来比較 CPU メモリ HDD OS 実売
VAIO type L VGC-LV72JGB 液晶一体型 マイナーチェンジ Core 2 Duo E7400(2.8GHz) 4096MB(DDR2) 1TB 64ビット版Home Premium(SP1) 28万円前後
VGC-LV52JGB 液晶一体型 マイナーチェンジ Core 2 Duo E7400(2.8GHz) 4096MB(DDR2) 1TB 64ビット版Home Premium(SP1) 25万円前後
VGC-LN72JGB 液晶一体型 マイナーチェンジ Core 2 Duo E7400(2.8GHz) 4096MB(DDR2) 1TB 64ビット版Home Premium(SP1) 24万円前後
VGC-LN52JGB 液晶一体型 マイナーチェンジ Core 2 Duo E7400(2.8GHz) 4096MB(DDR2) 1TB 64ビット版Home Premium(SP1) 20万円前後
VAIO type L店頭モデルの概要(その2)
シリーズ名 モデル名 液晶 解像度 チップセット 光学ドライブ GPU TV機能 重量
VAIO type L VGC-LV72JGB 24型ワイド 1920×1200 Intel P43 BD-R/RE対応Blu-ray Disc GeForce 9600M GT 地デジ×2 約15.4キロ
VGC-LV52JGB 24型ワイド 1920×1200 Intel G45 BD-R/RE対応Blu-ray Disc チップセット内蔵 地デジ×2 約15.4キロ
VGC-LN72JGB 20.1型ワイド 1680×1050 Intel G45 BD-R/RE対応Blu-ray Disc チップセット内蔵 地デジ×2 約12.4キロ
VGC-LN52JGB 20.1型ワイド 1680×1050 Intel G45 2層対応DVDスーパーマルチ チップセット内蔵 地デジ×2 約12.4キロ

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