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» 2010年02月01日 11時00分 UPDATE

古田雄介のアキバPickUp!:「マザーも“つまんない奴”はモテないんですよ」 (1/4)

USB 3.0対応のH57マザーや簡易OSを付属するH55マザーなど、インテル系新マザーにさまざまなバリエーションモデルが登場。AMD製CPUもラインアップを拡充し、街には膨大な新製品があふれていた。

[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

「売れ始めたいいタイミングでラインアップが増えた」――個性派のQ57/H57/H55マザーが続々登場

og_akiba_001.jpg ギガバイト「GA-H57M-USB3」

 1月初旬に登場したIntel Q57/H57/H55 Express搭載マザーボードがラインアップを順調に増やしており、先週は個別の特徴を備えたモデルが注目を集めていた。

 ギガバイトのH57マザー「GA-H57M-USB3」は同チップセット搭載マザーで初のmicro ATXサイズを採用しており、USB 3.0 とSATA 3.0 に対応しているのがポイント。x16動作とx4動作のPCI Express x16スロットを各1基備え、GPU内蔵CPUを乗せればオンボードでHDMI出力にも対応する。価格は1万6000円弱。なお、ほぼ同様の仕様でIntel H55 Expressを採用した「GA-H55M-USB3」も同じタイミングで店頭に並んだ。こちらの価格は1万4000円前後だ。

※記事初出時、GA-H57M-USB3の仕様について、SATA 3.0に対応するという記述がありましたが、誤りでした。おわびして訂正いたします。

 GA-H57M-USB3の評判はよく、「まだ数の少ないH57マザーなうえ、1万円台半ばで買えるのは魅力です。そのうえUSB 3.0が使えるとあって好調に売れていますね。H55マザーも徐々に売れ行きが伸びてきているところですが、それらの人気を食うくらいの存在感があります」(ソフマップ秋葉原本館)と、歓迎しているショップが多かった。

 H57と同様にラインアップの少ないQ57マザーにも新製品が登場している。ASUSTeKの「P7Q57-M DO」で、価格は1万6000円弱。GPU内蔵CPUと組み合わせてHDMIやDVI出力が可能なうえ、RAID 0/1/5/0+1に対応している。

 Q57マザー第1号の「DQ57TM」とは違い、リモート操作向けチップ「Intel Management Engine」のオン/オフスイッチが背面インタフェースに配置されているのも特徴だ。入荷したパソコンハウス東映は「H55マザーはオンボードでRAID機能を備えていません。そこでH57マザーを求める人が増えていますが、Q57マザーでも同様の機能が使えます。しかもビジネス向けとあって制御機能やセキュリティ機能が充実したモデルが多く、サーバ管理を想定している人を中心に予想以上に注目されています」と語る。

 そのほか、変わり種として、TSUKUMO eX.が注目しているのはMSIのH55マザー「H55M-ED55」だった。micro ATXサイズで仕様は一般的なH55マザーと同様ながら、標準でWebブラウジングやSkype、メールチェックなどができるLinux系OS「Winki」が利用できる。価格は1万3000円弱だ。

 同店は「パッケージには一切Winkiをアピールしていないんですが、中身をチェックしたら普通に説明書も入っていて驚きました。ちょっとしたネット端末として使うこともできるので、インテル系で安価に組めるH55マザーに向いた特典といえますね」と話していた。

 あるベテラン店員氏は、これらの個性派マザーが今後のQ57/H57/H55マザーの命運を握ると語る。「旧正月シーズンの前にこれらのラインアップが増えたのがよかったです。一部のH55マザーは従来のLGA 1156対応CPU間で問題が発生するなど、不安要素を抱えています。問題が深刻だったらこんなにバリエーションモデルが早い段階で登場しないはずなので、これらのマザーの登場がある種の安心感を与えてくれたと思いますね」とのことだ。

og_akiba_002.jpgog_akiba_003.jpgog_akiba_004.jpg ASUSTeK「P7Q57-M DO」(写真=左/中央)。MSI「H55M-ED55」(写真=右)

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