「Microsoft Edge」を搭載したWindows 10最新プレビュー版「Build 10158」公開

» 2015年06月30日 15時15分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは6月29日(現地時間)、Windows 10 Insider Previewの最新版「Build 10158」を公開した。

 Build 10158では安定性と品質の改善が行われたほか、Webブラウザの名称が「Microsoft Edge」に変更され、これに伴い機能強化が行われている。なお、最新Buildにアップデートすると、これまで使用していたお気に入りやクッキー、履歴、リーディングリストは消失するため、それらを継続して使いたい場合はアップデート前に保存しておく必要がある。

 次期WebブラウザのMicrosoft Edgeでは、ホームボタンの表示設定が追加されたほか、他のWebブラウザからの設定をインポートする機能、タブページのカスタマイズやドラッグ&ドロップによる新規ウィンドウの作成、お気に入りページに対するパスワード自動入力、バックグラウンドオーディオ再生、ダークテーマなどが加わった。

Build 10158の「Microsoft Edge」

 また、スタートメニューのスワイプ操作による全アプリ表示や、タスクバーの通知/ダウンロード時のデザイン変更といったユーザーエクスペリエンスを改善。このほか、Cortana(英語版)のOffice 365連携、「Photos」アプリのアニメーションGIFサポート、画面キャプチャ「Snipping Tool」のタイマー機能なども追加されている。なお、今回のBuildから、アップデート通知などを確認できる「Insider Hub」はプリインストールされなくなる。

タスクバーのUIを改善。通知時にアイコンがオレンジ色に光り、ダウンロードやファイル移動時はアイコンに緑色のプログレスバーが表示される

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