1300万画素のインカメラで自撮り強化――ソニーモバイル、「Xperia C5 Ultra」「Xperia M5」を発表新興国市場向け

» 2015年08月03日 17時05分 公開
[井上翔ITmedia]

 ソニーモバイルコミュニケーションズは8月3日、スマートフォンの新製品「Xperia C5 Ultra」と「Xperia M5」を発表した。いずれも新興国市場向けの製品で、2015年8月中旬に発売する予定だ。

photophoto 「Xperia C5 Ultra」(写真=左)と「Xperia M5」(写真=右)

 Xperia C5 Ultraは、約6型のIPS液晶を搭載するスマートフォン。メインカメラ・インカメラともに有効約1300万画素の「Exmor RS for Mobile」センサーを採用していることが最大の特徴で、オートフォーカスと静止画・動画のHDR(ハイダイナミックレンジ)撮影にも対応している。インカメラ側には、22ミリの広角レンズと、自撮り用の「セルフィーフラッシュ」を搭載するなど、自撮り機能を徹底的に強化している。

 ボディはアルミフレームを利用した超狭額縁構造で、片手操作に配慮した操作モードも用意する。CPUはMediaTek製の64ビット8コア「MTK6752」(1.7GHz)を搭載し、メインメモリは2Gバイト、ストレージは16Gバイトとなる。microSDスロットは、最大200GバイトのmicroSDXCに対応する。一部の市場向けにはLTE通信対応モデルや、デュアルSIM対応モデルも用意する。

photo ボディカラーはホワイト、ブラック、ソフトミントを用意
photo ホワイト以外の2色は、画面まわりがブラックとなる
「Xperia C5 Ultra」の主な仕様
メーカー ソニーモバイルコミュニケーションズ
OS Android 5.0
プロセッサ MediaTek MTK6752/1.7GHzオクタコア
メインメモリ 2Gバイト
ストレージ 16Gバイト
外部メモリー microSDXC(最大200Gバイト)
ディスプレイ 約6型フルHD IPS液晶
解像度 1080×1920ピクセル
バッテリー容量 2930mAh
メインカメラ 有効約1300万画素
インカメラ 有効約1300万画素
ボディカラー ホワイト、ブラック、ソフトミント
サイズ 79.6(幅)×164.2(高さ)×8.2(奥行き)ミリ
重量 約187グラム

 Xperia M5は、約5型のIPS液晶を搭載するスマートフォン。インカメラは有効約1300万画素、メインカメラは有効約2150万画素の「Exmor RS for Mobile」をそれぞれ搭載している。インカメラには、C5 Ultraのようなオートフォーカス機能や専用フラッシュは搭載していないものの、HDR撮影やフルHD(1920×1080ピクセル)での動画撮影は対応している。メインカメラは、ハイブリッドオートフォーカスや4K(3840×2160ピクセル)動画の撮影に対応している。

 ボディは、Xperiaのアイデンティティとも言えるオムニバランスデザインを採用し、本体の両面はガラス処理となっている。また、ボディはIP65等級の防水性能とIP68等級の防じん性能をキャップレスで実現し、衝撃に備えて四隅にステンレス素材があしらわれている。CPUはMediaTek製の64ビット8コアHelio X10(MT6795、2.0GHz)を搭載し、メインメモリは3Gバイト、ストレージは16Gバイトとなる。microSDスロットは、最大200GバイトのmicroSDXCに対応する。一部の市場向けにはLTE通信対応モデルや、デュアルSIM対応モデルも用意する。

photo カラーはゴールド、ブラック、ホワイトを用意
photo キャップレス防水・防じんにも対応
「Xperia M5」の主な仕様
メーカー ソニーモバイルコミュニケーションズ
OS Android 5.0
プロセッサ MediaTek Helio X10 (MT6795)/2.0GHzオクタコア
メインメモリ 3Gバイト
ストレージ 16Gバイト
外部メモリー microSDXC(最大200Gバイト)
ディスプレイ 約5型フルHD IPS液晶
解像度 1080×1920ピクセル
バッテリー容量 2600mAh
メインカメラ 有効約1300万画素
インカメラ 有効約2150万画素
ボディカラー ゴールド、ブラック、ホワイト
サイズ 72(幅)×145(高さ)×7.6(奥行き)ミリ
重量 約142.5グラム(シングルSIMモデル)/約142.6グラム(デュアルSIMモデル)

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