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» 2009年12月04日 10時00分 UPDATE

携帯でセキュアなメール閲覧、添付ファイルを高速表示――「Keitai Remote メールアクセス NS/ES」

富士フイルムは12月3日、会社のメールや添付ファイルを携帯電話から安全に閲覧できるサービス「Keitai Remote メールアクセス NS」「Keitai Remote メールアクセス ES」を発表した。「Keitai Picture」の技術を用い、添付ファイルを高速表示する機能も持つ。

[ITmedia]
Photo 「Keitai Remote メールアクセス NS/ES」

 富士フイルムが12月3日、携帯電話のブラウザとアプリを用いてオフィスのメールや添付ファイルを安全に閲覧できるサービス「Keitai Remote メールアクセス NS」「Keitai Remote メールアクセス ES」の提供を開始した。NTTドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアの携帯電話で利用できる。

 Keitai Remote メールアクセス NSは、Lotus Notes/Dominoサーバと、Keitai Remote メールアクセス ESはMicrosoft Exchangeサーバと連携し、セキュリティを確保した状態で携帯電話から企業内のメールの送受信を可能にしたサービス。メールアドレスは既存の会社のアドレスが利用できる。すでに提供中の、POPサーバやWindows 2003 Server(ファイルサーバ)、IISなどを利用する富士ゼロックスの「beat ケータイリモートサービス」と合わせ、企業のさまざまなメール環境に対応する。

 メールは携帯電話の内蔵ブラウザから閲覧する。このため端末側に情報が残らず、情報漏洩などのリスクを低減。Word、Excel、PowerPoint、Acrobat(PDF)、DocuWorks(富士ゼロックス)、JPEG/PNG/GIF画像などの添付ファイルは、専用のアプリで閲覧する仕組みだ。

 Keitai Remote メールアクセスの特長の1つは、この添付ファイルの高速な表示と快適な拡大/縮小を実現したこと。WordやExcel、PDFファイルなどを閲覧できる携帯電話もあるが、Keitai Remoteでは、富士フイルムのサーバで、データを携帯電話向けに最適なJPEG画像に変換し、携帯電話側のアプリで高速に表示する。そのため図やイラスト、グラフ、フォントやレイアウトなどが崩れることがなく、再現性が高い。

 添付ファイルの表示には、富士フイルム独自の画像高速変換技術を用いており、拡大や縮小、スクロールをした場合も素早く最適な解像度でファイルを表示。ドコモのStarプロファイルに対応したタッチパネル搭載機では、タッチパネルを用いての操作も可能。大きなディスプレイを持つ携帯電話でなら、プレゼンテーションもできる。

PhotoPhoto 独自の画像高速変換技術により、アプリを使って高速なスクロールや拡大・縮小ができる。iアプリ、EZアプリ、S!アプリが用意されており、3キャリアの端末で利用可能

 また富士ゼロックスのネットプリントサービスとも連携しており、全国のセブン-イレブンのマルチコピー機でドキュメントを印刷できる。外出先で急に紙の資料が必要になった場合でも、携帯電話上で操作をするだけですぐに対応可能だ。ネットプリントサービスでは、画像に変換する前のドキュメントデータを印刷するため、PCからプリンターに出力するのと全く変わらない印刷物が得られる。

http://demo.keitairemote.jp/demo/index.php

 販売形態はユーザーライセンス方式を採っており、ライセンスは100ライセンス単位で販売する。価格は契約するライセンス数やここのサービス内容によって変わるが、初期費用はおよそ200万円から。月額料金は1ライセンスあたり1000円を切る料金(100ライセンスで10万円以下)程度を想定している。

 手持ちの携帯電話でKeitai Remoteの機能を体験できるデモサイトも提供中。右のQRコードを読み取るか、携帯電話で http://demo.keitairemote.jp/demo/index.php にアクセスすれば利用できる。

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