Android、米国での新規購入でBlackBerryを押さえトップに――米Nielsen調査

» 2010年10月06日 07時56分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米調査会社Nielsenが10月5日(現地時間)に発表した第3四半期(4〜6月)における米スマートフォン市場に関する調査報告によると、過去半年間に購入されたスマートフォンで最も多かったのは米GoogleのAndroidを搭載した端末だった。同期間に新たにスマートフォンを購入したユーザーのうち、32%がAndroidを選んだ。カナダのResearch In Motion(RIM)のBlackBerryは26%、iPhone OSは25%だった。

 この調査は2010年1月10日〜8月10日の期間に行われており、6月末に発売された米AppleのiPhone 4の売り上げも反映されている。

nielsen 1 米スマートフォン市場におけるOS別販売シェア推移(資料:The Nielsen Company)

 スマートフォンユーザー全体では依然としてBlackBerryが31%で首位だがシェアを緩やかに落としてきており、2位のiPhone(28%)との差は狭まっている。3位のAndroidは前回調査報告時点から6ポイント増の19%だった。

nielsen 2 米スマートフォン市場におけるOS別ユーザーシェア推移(資料:The Nielsen Company)

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