以上が羽織氏へのインタビュー内容だ。数字の面で言えば、確実に教育ビジネスの勝者である羽織氏。取材中に本人がサラっと「教育ビジネスにビジネスからではなく、教育から入ってしまった」と話していた。その言葉通り、羽織氏は“ビジネスのために教育を始めた人”ではなく、“教育をしていたらビジネスになった人”である。
どれだけ成功しても、目的を見誤らない。その姿は“英語を話せること自体を目的にしない”彼女の教育スタンスと通ずるものがあるように感じた。
霜田明寛(しもだ あきひろ)
1985年東京都生まれ。東京学芸大学附属高等学校を経て、2009年早稲田大学商学部卒業。文化系WEBマガジン『チェリー』編集長。『マスコミ就活革命〜普通の僕らの負けない就活術〜』(早稲田経営出版)など、3作の就活・キャリア関連の著書がある。ジャニーズタレントの仕事術とジャニー喜多川の人材育成術をまとめた4作目の著書『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)は5刷を突破のロングセラーに。。J-WAVE『STEP ONE』・SBSラジオ『IPPO』などメディア出演も多く、日々の仕事や映画評、恋愛から学んだことなどを発信するネットラジオVoicy『霜田明寛 シモダフルデイズ』は累計再生回数200万回・再生時間15万時間を突破するなど話題に。Twitter。
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