ひろゆきが「起業して失敗した人」を採用面接で評価した納得理由ひろゆき流・なまけもの経営術(3/3 ページ)

» 2021年10月23日 10時27分 公開
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「時給」という発想の残念なところ

 例えば宅配ピザ店では、今だとチェーン店のピザは1枚2000円くらいで、アルバイトの時給は、1000円とか1200円くらいでしょうか。

 そういう時給仕事は、単に自分の時間を切り売りしているだけで、仕事の質によってもらえる金額が変わるわけではありません。

 たとえ仕事の質を上げる余地があっても、頑張ろうと頑張らなかろうと時給は大して変わらない。そうなると、人間ってだんだん腐ってきちゃうこともあると思うんですよね。どんどん生活のテンションが落ちてきて「人生つまんねぇな」ってなっても、しょうがない気がします。

 つまり、働いているほうとしては、時給仕事は、質の高い仕事をすればするほど、じつは人生のコスパが悪くなるということなのです。

 それよりかは、質を上げるほど評価も報酬も高くなるという軸のある仕事を目指したほうが、人生はより楽しくなるのではないでしょうか。

 もちろん、超絶やる気のない人だったら、「何もしないでいかに給料をもらうか」という発想で、あえて時給仕事を適当にこなしていくほうがいいかもしれませんが。

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