アップルは、これまで2009年9月予定としてきた「Mac OS X v10.6“Snow Leopard”」の発売日を8月28日に決定した。Apple Storeではすでに予約を受け付けている。
アップルは8月24日、Mac用次期OS「Mac OS X v10.6 Snow Leopard」の発売日を発表した。当初、同OSの発売時期は2009年9月予定とされていたが、10月22日に発売されるWindows 7を前に、大幅な前倒しとなった形だ。すでにApple Storeでは予約も開始されている。
Snow Leopardでは、最大16Tバイトメモリの対応やOpenCLのサポート、Microsoft Exchange Serverへの対応、QuickTime XやJavaScriptを高速化した最新版Safariなどの新機能が予定されている(詳細記事→「Macを未来へと前進させる低価格化戦略」)。現行Mac OS X v10.5“Leopard”からのアップグレード価格は29ドル(1ユーザー)/49ドル(5ユーザー)で、日本国内での販売価格はそれぞれ3300円/5600円。
また、Mac OS X v10.4“Tiger”がインストールされたIntel Macのユーザーに向けに、今回登場するSnow Leopardと最新のiLife '09/iWork '09をセットにした「Mac Box Set」を169ドル(1ユーザー)/229ドル(5ユーザー)で販売する。こちらの国内販売価格はそれぞれ1万8800円/2万4800円だ。なお、Podcast Producer 2やMobile Access Serverなどの新機能を持つ次期サーバOS「Mac OS X Server Snow Leopard」も同日発売される。価格は無制限クライアントライセンスで5万3800円。
Macを未来へと前進させる低価格化戦略
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