プログラマブルロジック本紀(5):
FPGAを発明したXilinxとセイコーエプソンの知られざる深イイ関係
FPGAに代表されるプログラマブルロジックICの歴史をたどる本連載。第5回は、Alteraの成長をけん引したCPLDの製品展開などについて取り上げた第4回から少し時間を巻き戻して、Alteraの競合であるXilinxの創業前後の時期について触れてみたい。(2025/12/1)
「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(129):
要件定義書に書いていない要件でも、ベンダーは気付くべきだ
ベンダーが作ったシステムは処理速度が遅く、タイムアウトによってシステムダウンを起こして使い物にならない。発注者は、「ITの素人が処理速度や処理時間を定義しなければならないなんて知ってるわけないだろう」とお怒りの様子だが、仕様漏れの責任は全てベンダーが負うべきなのだろうか――。(2025/11/25)
NEWS Weekly Top10:
フライデーだけど金曜じゃない? 日本の「ブラックフライデー」、既に始まっているサイトも
日本の大手ECサイトでは、秋のセールとして「ブラックフライデー」が定着してきた。ブラックフライデーは、米国の感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日に行われるセールイベント。暦通りなら28日からなのだが、日本の大手ECサイトでは、既に始まっているところもある。(2025/11/17)
“ウマ娘訴訟”で特損7億2700万円計上──サイバーエージェントが発表 内訳は明かさず
サイバーエージェントは、特許権侵害に関する訴訟によって特別損失として7億2700万円を計上したと発表した。(2025/11/17)
調査は継続、今後修正の可能性も:
不適切会計疑惑のニデック「心からおわび」、損失877億円計上
不適切会計の疑いで揺れているニデックが2025年度上期(2025年4〜9月)決算を発表した。売上高は前年同期比85億円増の1兆3023億円だった一方、営業利益は同994億円減の211億円となった。車載用製品事業で、顧客との契約の履行に伴って発生する可能性が高い損失に備えた引当金など計877億円の損失を計上したことが減益の主因だ。(2025/11/17)
製造マネジメントニュース:
会計不正問題で揺れるニデック、原因は「短期的収益を重視し過ぎる傾向」にあり
ニデックは、2025年度第2四半期の連結業績を発表するとともに、グループ会社の不適切会計に対する対応について説明を行った。(2025/11/17)
小寺信良のIT大作戦:
「Sora 2」が踏んだ虎の尾 国内から怒りの声明続出も、立ちはだかる著作権法の“属地主義”
米OpenAIの動画生成AI「Sora 2」が日本のアニメキャラクターを無断生成できる問題で、政府や出版社が相次いで抗議。だが日本の著作権法は国内にしか適用されず、OpenAIのオプトアウト方式も技術的限界を抱える。ディズニーは即座に対応したのに、なぜ日本企業は後手に回るのか。AI学習と著作権の複雑な関係を整理する。(2025/11/14)
「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(128):
取りあえず謝っただけなのに、プロジェクト失敗の責任を取らされるんですか
プロジェクトが遅延してお客さまが激おこだ。ここは取りあえず謝っておこう。本当は向こうにも責任があるんだけどな。まあ、いいや。ごめんなさい!!!(2025/11/10)
コナミ、“ウマ娘訴訟”でCygamesと和解 「ユーザーから遊びを奪うことのないよう」
コナミデジタルエンタテインメントは、サイバーエージェント傘下のCygamesに対してコナミデジタルエンタテインメントが起こしていた訴訟について、和解が成立したと発表した。(2025/11/7)
GoogleとEpic Games、独禁法訴訟で和解案に合意 Androidエコシステム刷新へ
GoogleとEpic Gamesが5年にわたる独禁法訴訟で和解案に達したと発表した。2023年の評決を受け、Androidエコシステムを刷新する内容だ。サードパーティストアのグローバル登録や手数料上限設定、代替決済の許可などが盛り込まれ、救済策は2032年まで続く。今後、裁判所の承認が必要となる。(2025/11/6)
「すとぷり」画像に性的加工し「名言bot」などに投稿、賠償金150万円で10代男性と和解
すとぷりの画像に性的な加工を施し、Xに多数投稿していた10代男性に対して行った損害賠償請求で、150万円の賠償で合意が成立。(2025/11/5)
Amazon決算、2桁増収を維持 純利益はAnthropic投資の含み益95億ドル計上
Amazonの7月〜9月期決算は、2桁台の増収増益でアナリスト予測も上回った。純利益にはAnthropic投資益95億ドルを含む。AWSが20%増と再加速し、業績を牽引した。(2025/10/31)
ANYCOLOR、VTuberへの誹謗中傷犯に“聞き取り調査” 20代女性がアンチになったワケ 「強い承認欲求と日頃のストレスがあった」
VTuberグループ「にじさんじ」を運営するANYCOLORは、所属VTuber・甲斐田晴さんに対する悪質な誹謗中傷行為・荒らし行為などへの対応結果を発表した。(2025/10/22)
スピン経済の歩き方:
くら寿司“しょうゆボトルなめ女”問題 「損害賠償請求しないほうがいい」と考える3つの理由
「しょうゆボトルをなめる」という迷惑行為が発生した「くら寿司」が、声明文を発表した。果たして、スシローのような巨額賠償請求に踏み切る可能性はあるのか……。(2025/10/22)
「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(127):
どんなにアイデアが秀逸でも、プログラムが平凡なら著作物とはいえないですね
持ち出したPCから独自のアイデアが詰まったソフトウェアを盗み、競合媒体を発刊した競馬新聞発行人。もちろん有罪です、よ……ね……?(2025/10/6)
Retail Dive:
解約したくてもできない……ダークパターンは法的リスクに直結 Amazon、米当局に和解金約3800億円
米Amazonは9月26日、米連邦取引委員会(FTC:Federal Trade Commission)との和解に合意し、プライム会員制度を巡る「欺瞞的」(deceptive)な勧誘・解約妨害の疑いに関連して25億ドル(約3800億円)を支払うことになった。訴訟開始からわずか3日後の決着だった。(2025/9/30)
Amazon、FTCに和解金25億ドル支払いへ 「プライム会員」巡る訴訟で
米連邦取引委員会は、Amazonが顧客を騙しプライム会員に登録させた「ダークパターン」を巡る訴訟で、同社が25億ドルの和解金を支払うと発表した。Amazonは登録・解約プロセスを大幅に改善することが義務付けられる。(2025/9/26)
CIO Dive:
Broadcomが「第二形態」へ “脱VMware勢”を横目に同社が打ち出す戦略は?
Broadcomは、VMware買収から2年を経て統合の第2フェーズに入ったと発表した。VMwareの顧客9割がVMware Cloud Foundationへ移行する中、同社は次の一手をどう考えているのか。(2025/9/25)
「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(126):
業務にそぐわないパッケージソフトウェアを導入したから訴えます。選んだのは私ですが
ユーザー企業が選定したパッケージソフトウェアを導入したベンダーが「業務に適合しなかった」と訴えられた。そんな要件、聞いてないよ!(2025/9/22)
EU、Microsoftの「Teams抱き合わせ」問題で和解 Slackは苦情取り下げ
EUの欧州委員会は、Microsoftの「Teams」抱き合わせ販売に関する独禁法調査を終結した。Teamsなしプランの大幅な値下げや相互運用性の確保といった同社の改善策を受け入れ、法的な拘束力を持たせた。これを受け、Slackらは苦情を取り下げた。(2025/9/13)
Anthropic著作権侵害訴訟、和解へ──史上最高額の著作権回収に
Anthropicが著作権侵害訴訟で和解した。海賊版書籍の学習利用に対し、史上最高額となる15億ドル以上を支払う。同社は違法に入手した学習データを全て破棄することにも合意した。AIの著作権問題で大きな先例となった。(2025/9/6)
「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(125):
ベンダーが失敗の責任をユーザー企業に負わせるのはズルい
準委任契約で進めていたアジャイル開発プロジェクトが頓挫した。ユーザー企業は、システムの未完成を理由に開発費用の支払いを拒み、ベンダーは、準委任契約なので成果物の完成義務は負わないと反論した。裁判所はどちらの言い分を認めたのか――。(2025/9/1)
ダンダダン問題の楽曲「Hunting Soul」がYouTubeで1000万再生突破 「お祝いだァーー!!!」
アニメ「ダンダダン」の挿入歌で、一時著作権侵害の可能性が指摘されていた“お囃子(はやし)”こと「Hunting Soul」が、YouTubeで1000万再生を突破したことが分かった。コメント欄ではファンがシャウトしている。(2025/8/28)
SNSで除草剤の評判落ちた ネガティブ投稿者に「名誉棄損」で賠償命令 抑止力になるか
除草剤「ラウンドアップ」を製造・販売する日産化学(東京都中央区)が、SNSでの事実と異なるネガティブ投稿によって同製品の評判を毀損されたとして、複数の投稿者を相手に損害賠償請求を東京地裁に起こし、同地裁が「企業の名誉毀損にあたる」として投稿者に賠償を命じたと同社が8月22日、公表した。(2025/8/22)
ネットの安全守るモデレーターの過酷な実態 アダルトサイト担当者は「毎日見させられてPTSD発症」
ユーザーが安心してネットを見られるよう、違法コンテンツや残虐なコンテンツを見つけて食い止める役割を果たすコンテンツモデレーター。しかしそうした動画を過酷な環境で見続けさせられて、心に深い傷を負ったモデレーターたちが相次ぎ声を上げている。(2025/8/15)
富士通の英国子会社が開発
会計システム「Horizon」のバグが招いた“前代未聞のえん罪” 壮絶なその現実
英国で長きにわたって話題となっている、会計システムに起因するえん罪事件の最初の調査報告者が公開された。何が問題だったのか、どのような人的影響があったのかを報告書の記述から解説する。(2025/8/15)
5年で50件超の違反:
対中輸出規制のほころび、CadenceがEDAツールを違法販売
Cadence Design Systemsが、米国の対中輸出規制に違反していたことを認めた。同社は総額1億4000万米ドルを超える罰金を科された。(2025/8/13)
大阪急性期・総合医療センター、解決金10億円で民間事業者と和解 2022年の大規模サイバー攻撃巡り
大阪府立病院機構は8月8日、2022年10月に大阪急性期・総合医療センター(大阪市)で発生した、サイバー攻撃による大規模システム障害を巡り、複数の民間事業者と和解が成立したと発表した。解決金として、民間事業者側が連帯で10億円を支払うことで合意した。(2025/8/8)
CIO Dive:
15年前のシステムをモダナイズしようとしたら、3回失敗した話
レガシーシステムを抱える企業にとって、長年積み上げてきた技術的負債の解消は困難な道のりだ。どのベンダーと組むべきか、ベンダーに何をどこまで任せるべきか。モダナイゼーションに成功した企業の事例から浮かび上がった「3つのポイント」とは。(2025/7/31)
がっかりしないDX 小売業の新時代:
「DXすれば万事解決」は幻想 米ドラッグストア大手の破綻にみる、デジタル投資の落とし穴
米ドラッグストア大手のRITE AID(ライト・エイド)が、わずか7カ月で2度の破綻に追い込まれ、閉店することになった。背景には、DXや業態転換だけでは解決できない、根深い問題がある。現地視察で見えてきた、今回の破綻劇の“本質”を紹介する。(2025/7/31)
「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(124):
海外から配信しているので、日本の法律は関係ないっすね
海外の動画配信サービス企業が日本の企業に特許権の侵害で訴えられた。海外で作り、海外で配信しているサービスにも、日本の法律は効力を持つのか――?(2025/7/28)
CIO Dive:
やっぱり訴えられたソフトウェアの「闇利用」 VMwareがシーメンスを痛烈非難
ソフトウェアのライセンスを購入しないで社内で利用しているケースが数千件に上ることが発覚したシーメンス。VMwareがシーメンスを訴えた裁判が泥沼化している理由とは。(2025/7/16)
Instant Onは無線LANのほんの一部:
HPEによるJuniperの買収が完了、「誰も置き去りにされることはない」
米司法省との和解を受け、HPEがJuniperの買収完了を正式に発表した。JuniperはHPEのネットワーク部門に統合される。豊富なネットワーク製品群と他のインフラ技術を組み合わせてAIで統合運用。高度に自動化されたフルスタックを推進していくという。(2025/7/3)
「ファイル共有ソフトで知らぬ間に著作権侵害」数十万円の示談金請求された例も 国民生活センターが注意喚起
ファイル共有ソフトを使ったことによる著作権侵害に関わるトラブルが発生しているとして国民生活センターが注意を呼びかけた。(2025/7/2)
「Instant On」は売却へ:
米司法省はHPEのJuniper買収承認で2つの条件、Mist AIのライセンスを義務付け
HPEによるJuniperの買収がとうとう実現する。最後の壁となっていた米司法省との和解が成立したからだ。和解に当たっては、2つの条件が義務付けられた。(2025/7/1)
「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(123):
同意していないのにマイナンバーを付与されたので、11万円ください
「マイナンバー制度は、個人のセンシティブ情報が把握、分析される危険がある」「同意なしにマイナンバーを付番されたことに精神的損害を与えられた」と市民たちが国を訴えた。国はこれらの訴えに、どのようなロジックで反論するのか――?(2025/6/17)
「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(122):
顧客情報は秘密情報なんですか?
退職した従業員が、在職中に取得した顧客情報を使って営業活動をした。企業は秘密情報の不正取得だと裁判を起こし、元従業員は「そんなん、秘密でも何でもありゃしませんわ」と反論した。正義はどちらにあるのか――?(2025/6/9)
CIO Dive:
VMwareがシーメンスを提訴 ライセンス体系変更をめぐるリスクとは
VMwareは「購入していない製品に対するサポートサービスを要求した」と主張してシーメンスを訴えた。サブスクリプション契約に移行するサービスが増える中でユーザー企業が抱えるリスクとは。(2025/5/19)
「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(121):
プログラムを使いましたが、お金は払いません
明確な契約を結ばずに作成した特注のプログラム。ユーザー企業は不具合を理由に支払いを拒否し、ベンダーは使用権侵害を主張した。裁判に負けたら、ベンダーは開発費用もプログラムの使用料も払ってもらえないのか――?(2025/5/19)
データ戦争の幕開けか? CelonisがSAPのデータアクセス制限を提訴
CelonisはERPのデータに対するアクセスを巡ってSAPを提訴した。本訴訟は、来たるべきデータ戦争の分野における重要な意味を持つだろう。(2025/5/15)
防衛産業はなぜ“儲かる”ようになったのか? 重工3社に見る変化の本質
防衛関連株が上昇するなか、かつて「もうからない」とされた日本の防衛産業が再評価されつつある。その背景に何があるのか。(2025/5/12)
「よかったね」2大名物キャラが“和解”? 超会議でのまさかの2ショットに「歴史的瞬間」「冷戦の終結」と盛り上がる
特にバチバチってわけでもなさそうだけど、仲良しなのはよいこと。(2025/5/8)
「付き合っちゃダメよ!」 ぴったり運命のカップル、“昔からの習わし”が結婚の壁でピンチ……“そんなん古い考え”と反対されスタジオは「小難しい話やな!」
こんなことまだあるのか……。(2025/4/29)
CIO Dive:
Broadcomが「2026年末までにVMユーザーの大半がサブスクリプション型へ移行する」と強気に語れるワケ
BroadcomはVMwareユーザーをVMware Cloud Foundationへ誘導するために、パートナー戦略を強化している。「2026年末までにVMwareの顧客の大半がサブスクリプション型へ移行する」という同社の戦略とは。(2025/4/18)
「訴えてやる!」の前に読む IT訴訟 徹底解説(120):
エンジニアにはただの計算式の塊でも、われわれにとっては秘伝のノウハウなんです!
レースの編み機を制御するソフトウェアを開発した技術者が、退職後に同じようなソフトウェアをライバル企業に納品した。開発者や開発者が在籍していた企業は、秘密保持義務違反となるのか――。(2025/4/10)
東映、偽メールに注意喚起 著作権侵害を理由に「罰金を課せられる可能性がある」と脅し
東映は24日、「Toei Company 国際著作権保護部」という架空の部署名を装い、著作権侵害を理由に「罰金を課せられる可能性がある」と通告する偽メールについて注意喚起を行った。(2025/3/25)
遺伝子検査企業の23andMeが破産申請 「顧客のDNAデータ保護に変更はない」と強調
遺伝子検査企業の23andMeは、日本の民事再生法に相当するチャプター11の手続きを開始した。共同創業者のウォジスキーCEOは辞任し、独立入札者として同社を買収する意向を表明した。(2025/3/25)
24年前の「金八先生」出演俳優が「別人になってる〜」 中尾明慶と10年以上ぶりの再会で「すっごく綺麗になりましたね」
中尾明慶さんのYouTubeチャンネルに登場しました。(2025/3/24)
「コンサートチケットの転売出品は権利侵害」 「チケット流通センター」巡り日本初の司法判断、STARTO社などが発表 今夏“公式リセールサイト“の立ち上げも
一連の開示請求を巡り、有償で情報を売る悪質ユーザーも発生。(2025/3/19)
ArmがALA規定に違反したとの証拠も:
新たな訴訟も提起 ArmとQualcommの終わらない法廷闘争
2024年12月に行われたArmとQualcommのライセンスについての裁判では、Qualcommが勝訴している。この裁判以降、この訴訟に関する大きな進展が数多くみられた。さらに、QualcommはArmに対し、別途新たな関連訴訟を提起している。(2025/3/11)