バンダイが展開する超合金シリーズの中で、頂点に位置するブランドが「DX 超合金魂」だ。2012年に発売された「DX 超合金魂 マジンガーZ」、2013年の「DX 超合金魂マジンガーZ対応 ジェットスクランダーセット」(アイアンカッターやジェットパイルダーも付属)に続き、ついに「DX 超合金魂 グレートマジンガー」が登場する。
発売は2015年12月26日とまだ先だが、東京おもちゃショー2015で試作機が先行公開された。はやる気持ちを抑えてバンダイブースへと足を運んだ。
DX 超合金魂シリーズだけあって、ギミックは豊富に用意されている。ボディ各所にLEDランプや音声ユニットが内蔵され、付属の赤外線リモコンを操作することにより、劇中のセリフや音楽を鳴らすとともにランプを点灯させることができる。
サウンドは全てインストルメンタルだが、「おれはグレートマジンガー」(オープニング曲)、「勇者はマジンガー」(エンディング曲)、「鉄也のテーマ」(挿入歌)を収録。もちろん、マジン・ゴー〜ファイヤーオン、グレートタイフーン、アトミックパンチ、スクランブルダッシュといったセリフもボタン操作で繰り出せる。しかも、セリフは主人公の剣鉄也(つるぎてつや)を担当した野田圭一氏だ。
豊富な付属品も特徴で、ドリルプレッシャーパンチを筆頭に、ニーインパルスキックやバックスピンキックを再現するためのパーツが付属する。スクランブルダッシュを装着すれば飛行形態にも変形でき、両ふくらはぎから垂直尾翼をせり出すことも可能だ。。
マジンガーブレードも大小2本ずつ用意され、1本を別売のマジンガーZに持たせられるほか、マジンガーZ用の握手用手首まで付属し、映画やテレビ番組での名シーンを忠実に再現できるこだわりもうれしいところ。
なお、初回生産分には原作者である永井豪氏による描き下ろしイメージボード集「偉大魔神画」(グレートマジンガー)が付属する。発売は12月26日の予定だが、すでに予約販売は始まっている。価格は4万9800円(税別)、DX 超合金魂 マジンガーZとのセット購入では9万円を超える出費となるため、かなりの決意が必要になる。とはいえ、購入後の満足度は高いものになりそうだ。
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