トップ10入りした記事にまつわるこぼれ話Mobile Weekly Top10

» 2004年03月18日 21時00分 公開
[後藤祥子,ITmedia]

Mobile Weekly Top10 3月11日〜3月17日

1位 P900i、「P50xユーザーが注意すべき点」は?
2位 “D”と“F”がスタートダッシュ?〜「506i」がJATEを通過
3位 きれいな発色、カメラ起動に課題〜「N900i」
4位 ローテクの挑戦 〜「ケータイ盗撮防止シール」という発想
5位 スタイリッシュな安心ケータイ「A5405SA」、今週末にもお目見え
6位 携帯カメラを“封印”するシール 〜エーアイ
7位 「ドコモが月額3900円でパケット定額制、6月開始」とNHK報道
8位 Sony Ericsson、メガピクセルにQVGAのGSM端末「S700」
9位 携帯+Bluetoothの可能性〜東芝に聞く「A5504T」
10位 「ボス電FOMA」のヒミツをサントリーに聞く

 春商戦たけなわの今日このごろ、新端末が続々と発表、発売されている。今週末には都内でも、ドコモの「SH900i」やツーカーの「TK41」が登場、3月下旬にはauのメガピクセル搭載WIN端末「W21H」も発売される予定だ。

 auはBluetooth搭載の「A5504T」、全部入りのグローバルパスポート端末「A5505SA」が発表され、春モデルが出揃った模様。Bluetoothが携帯電話に搭載されるのは久々だったためか、A5504Tの記事にも注目が集まった。

内部機能と連携した辞書機能〜「A5504T」

 東芝製のA5504Tには、国語(約4万語)、英和(約4万語)、和英(約3万6000語)の辞書が搭載されている。実は辞書を搭載端末はいくつもあるが(2003年8月の記事参照)、その多くが単に調べることを目的としたものだ。

 東芝端末の辞書は、メールの作成・閲覧時にも単語を検索できるなど、ソフトとの連携が図られているのが特徴(2003年7月の記事参照)。ケータイメールの中に、辞書で調べなければならない言葉が出てくるなんて人はそう多くないかもしれないが、英語圏出身の知り合いとやりとりするような場合には、かなり便利だ。

簡易的な電子辞書として使えるのはもちろん
メールの文面を入力する際に単語を調べることもできる。調べた後にサブメニューを呼び出せば、調べた言葉のコピーや他の辞書の呼び出し、単語登録なども可能だ。

プライドを捨てて「ボス電」に挑む記者S

 もう一つのトピックは、ボス電。ITmedia編集部では、記者Sがボス電シール集めに奔走している。

 ボスを何本も買ってきてシールだけをはがし、コーヒー本体を他人に売りつける──なんていうのは序の口。会社の缶専用ゴミ箱を漁ってまでシールを探す後ろ姿には哀愁が漂う。ボスを一ケース大人買いしてシールをはがしだすのも時間の問題だろう。

 記者Sは既に3回、ボス電の抽選にチャレンジしたが、結果はハズレ。ということは、60本近くボスを飲んだことになる(ゴミ箱から拾ったシールの枚数は定かでない)。

 このままでは糖分の取りすぎで、どうにかなってしまうのではないか──と思い、「オークションでシール売ってるよ」と教えたが、「ゴミ箱から拾えばタダだし」と聞く耳を持たない。どうも1万名という数字を甘く見ているようだ。

 そんな記者Sに「ボス電が当たらない」──にボスを一ケース、賭けてみようかと思う今日この頃だ。

ドイツから写メール

 そんな記者Sが、CES取材の米国から送ってくれなかった(というより送り方が分からなかった)“海外からの写メール”。CeBIT取材でドイツに滞在中の斎藤記者からは、無事送られてきた(というか、送れなかったら、それこそ大問題だ)。

 最初の写メールはトランジットで降り立ったオランダ、アムステルダムの空港。慌てていたようで写真はブレブレだ。続いて空港内のボーダフォンの広告を撮った写真が届いた。

ボーダフォンのパケットローミング対応のVGS端末「V801SA」から送られたオランダの写真。海外のV801SA宛てには、auやドコモ端末からも写真付きメールを送れる

 PCのチャットやメールのおかげで“遠いはずの海外もなんだか近くなった”と思うこともしばしばだが、写メールはさらに海外を身近にする。オランダからの写メールを受け取ったのは、帰宅途中の道端。べつに机の前でPCに向かっていなくても、海外の様子を知ることができてしまうのだ。これはなかなか楽しい。

 これまでパケットローミングに対応していたのはボーダフォンのVGSだけだったが、5月上旬にはauのグローバルパスポート端末も対応(当初は韓国のみ)。ドコモも時期は未定ながら、FOMAを主軸にデータローミングを検討している(2003年5月の記事参照)。

 来年の今頃には、「海外の旅先からケータイで写真を送るのが常識」──なんてことになっているのかもしれない。

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