HSDPA端末のドライブモードボタンは“速度重視”――新モデル「車アイコン」チェック

» 2007年01月19日 23時55分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 ドコモは1月16日、ワンセグモデルや2画面ケータイ、703iシリーズなど10機種を発表した(1月16日の記事参照)。さらに、2006年10月に発表したワンセグモデル2機種とHSDPA端末3機種の発売予定も明らかになった(1月19日の記事参照)

 携帯電話の個性はドライブモードボタンで分かる、かもしれない――ということで+D Mobile編集部では、ドコモの春商戦(一部は初夏…)向けモデルのドライブモード(公共モード)ボタンをいくつか見比べてみた。凝った車アイコンが使われていることが多い(2006年8月の記事参照)企画端末が10機種に上ったため、非常にバラエティに富む結果となっている。ちなみに、auとソフトバンクモバイルの3G端末にはドライブモードのアイコンがないため、コレクションには入れていない。

703iシリーズ

 703iシリーズは、折りたたみ3G携帯最薄の「N703iμ」「P703iμ」、アートディレクター佐藤可士和氏とNEC・ドコモがコラボレーションしたデザインケータイ第2弾「N703iD」と3つの企画端末があり、スタンダードなFOMA端末として「D703i」「F703i」「P703i」「SH703i」「SO703i」が用意されている。それぞれのドライブモードボタンの車アイコンは、果たしてどのようなデザインだろうか。

photophotophoto 左から「N703iμ」「P703iμ」「N703iD」。N703iμは往年のスーパーカーのようなデザインで、P703iμは2シーターのスポーティカーに見える。どちらも車高が低く、端末の薄さを表しているようだ。N703iDは前モデルと同じく、ブロックで作ったようなデザイン
photophotophoto 左から「D703i」「F703i」「P703iD」。スタンダード端末では、街角で見かける種類の車になる。D703iのボタンは、そのスクエアな端末デザインとはうらはらに丸みを帯びたデザイン。F703iはオーソドックスなセダンで、P703iはハッチバックかステーションワゴンだろうか?
photophoto 左から「SH703i」「SO703i」。こちらも普通の4ドアセダンだ

2画面携帯

 メインディスプレイのほかに、タッチパネルディスプレイを搭載する「D800iDS」。ドライブモードボタンを表示するには、従来と同じダイヤルキーをタッチパネルに表示する「10キーモード」や「オールキーモード」に切り替える必要がある。

photophoto 左は「10キーモード」でのドライブモードボタン。車のアイコンそのものは極めてオーソドックスなものだ。操作方法はタッチパネルという新機軸のものだが、「普通のケータイ」として使って欲しいということだろうか。右はソフトキーも表示させる「オールキーモード」でのドライブモードボタン

ワンセグモデル

 “BRAVIAケータイ”「SO903iTV」の登場で注目の集まるドコモのワンセグモデル。他キャリアでも展開中のアクオスケータイ「SH903iTV」や、ドコモ初のワンセグ機を開発したパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P903iTV」、スリムなスライドボディでテレビが楽しめる「D903iTV」が、今後の発売を控えている。

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photophoto 左上から「SO903iTV」「SH903iTV」「P903iTV」「D903iTV」。意外なことに企画端末の華、ワンセグモデル4機種のドライブモードアイコンは至って普通なものだった。「テレビが見られる」ということを、車のデザインに関連づけるのは難しいのだろうか

HIGH-SPEEDモデル

 下り最大3.6Mbpsと、FOMAの約10倍の高速通信が可能なHSDPAに対応するHIGH-SPEEDモデル。パナソニック モバイルコミュニケーションズからはWMV形式に対応し動画のストリーミング再生できる「P903iX HIGH-SPEED」が、富士通からは「F903i」と同様のスイングスタイルボディを持つ「F903iX HIGH-SPEED」が発売される予定だ。この2機種で採用された車のデザインは、もの凄いことになっていた。

photophoto エアロパーツでばっちり決めた「P903iX HIGH-SPEED」のアイコン(左)。速さに対する気合いの入れ様が分かる。速さを求めるあまりだろうか、「F903iX HIGH-SPEED」ではF1マシンのようなフォーミュラカーになってしまった。異次元の速さということだろうか……

おまけ

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 ウィルコムのシンプルなストレート端末「9(nine)」のドライブモードボタン。従来の端末ではハッチバックなどが多かったが、今回はセダンのアイコンになった。

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