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» 2007年01月26日 23時24分 公開

携帯販売ランキング(1月15日〜1月21日):ドコモの主力モデルは“らくらくホン”?

今週、ドコモとauに続いてソフトバンクモバイルやウィルコムも春商戦向けの新端末を発表し、活気づく携帯業界。そんな“春モデル”の登場を控えた今回の携帯販売ランキングはどのような結果となっただろうか。

[岩城俊介,ITmedia]
順位NTTドコモau(KDDI)ソフトバンクモバイル
1(2)FOMAらくらくホンIII(F882iES)(1)W44K(1)911SH
2(1)SH903i(3)A1406PT(2)705SH
3(3)P902iS(2)W43H(4)705P
4(5)N903i(-)W43H2(3)910SH
5(4)SH902iS(4)W45T(7)811T
6(6)N702iD(5)W43SA(6)810T
7(7)SO903i(6)W43CA(5)810SH
8(8)F902iS(11)A5522SA(8)705NK
9(9)P903i(9)W42S(11)707SC
10(12)P702iD(7)W43S(9)905SH

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の主要量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。

らくらくホンが“最も”売れているドコモ

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 ドコモの主力モデル「FOMA 903i」シリーズ。その牙城がついに崩れた。

 2006年10月の発売以来、12週連続で首位についていたシャープ製の903iシリーズ最人気機種「SH903i」が、簡単ケータイ「FOMAらくらくホンIII」(写真)に抜かれた。

 そもそもFOMAらくらくホンIIIも2006年9月の発売以来、常にTOP10圏内の中盤に位置するほど息の長い人気機種ではある。前回、シャープ製端末の一角「SH902iS」を抜いた。その勢いでSH903iも抜き、今回首位に躍り出た格好。今回の首位獲得は、主力の903iシリーズが伸び悩む中で冬商戦・正月休み期間中に需要が増え、順位をじわじわ上げていたこと、新機種投入直前の“狭間”の時期であること、そしてドコモの冬商戦向け機種のラインアップの乏しさなどが要因と考えられる。

 2006年10月に903iシリーズと同時に発表したドコモのワンセグ&HSDPA端末は、同社が自社の製品紹介サイトに発売時期を掲載したことで発売時期が明らかになった。「D903iTV」、「P903iTV」、「F903iX HIGH-SPEED」は2月、「SH903iTV」は2月〜3月、「P903iX HIGH-SPEED」は4月発売予定となっている。ちなみに先日16日に発表された「SO903iTV」の発売時期は6月になるようだ。発表時の端末数を競うのは結構だが、ドコモのこの“じらし”は何を意味するのだろうか。

 なお、バッテリーパックの不具合で昨年12月から販売を一時停止していた三菱電機製の「D902i」「D902iS」「D903i」は、1月27日から販売が再開されることになった。販売一時停止直前は、6位と好位置にランクインしていた“D”端末がどのように挽回していくかに注目したい。


「W43H II」が初登場5位にランクイン。春モデル投入が始まったau

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 今回も京セラ製の薄型端末「W44K」が強い。これで連続首位記録は“8”に伸びた。

 次いで、Pantech製の「A1406PT」がなんと2位にランクイン。加えて、東芝製の「W45T」(今回5位)や前回のランク圏外から8位に上がった「A5522SA」なども含めて、auも簡単・安心ケータイのニーズが高まっている。

 4位には初登場の「W43H II」がランクインした。

 W43H IIは、2006年春の新モデルで現在売れ筋のワンセグ新端末を投入しない日立製作所が“春モデル”として発売する、「W43H」(今回3位)の後継機となる端末。最長約4時間15分の連続視聴が可能なワンセグ機能やmicroSDへの録画機能、時短再生やタイムシフト機能などの基本的なスペックは変わらず、アイスピンクとグラスブラックという新色の採用が特徴となっている。


「705P」が3位に。“シャープ王国”の一角崩す

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 ソフトバンク向け端末は、今回もアクオスケータイ2nd modelことシャープの「911SH」が首位を獲得した。

 さて、ソフトバンクモバイルは今週25日に2007年の春モデルを発表した。登壇したソフトバンクの孫社長は「初代アクオスケータイの“905SH”は5カ月連続でワンセグ販売実績でトップ、911SHは2006年12月のワンセグ販売実績でトップという結果。ワンセグケータイNo.1を自負している」と述べ、アクオスケータイの人気が依然高いことをアピールする。ちなみに今回は10位に905SHもランクインしている。

 ソフトバンク向け端末の“シャープ王国”は、TOP10圏内に5機種もあることからもまだ強大だが、やや崩れかけた(という妄想)外壁から他メーカーが進入するような動きも見られる。

 例えば一時は首位を獲得した最強デジカメケータイ「910SH」を抜き、今回はなんと3位に食い込んできたパナソニック モバイルの「705P」(写真)や5位、6位に入る東芝の「811T」「810T」、そのほかノキアやサムスン電子製端末も連続TOP10入りを果たし、かなり好調だ。

 なお東芝は今回の春モデルで、“全部入り”のハイエンド端末「911T」や、子ども向け端末など3機種を投入予定。一方のシャープも、全20色も用意する“PANTONEケータイ”こと「812SH」を軸に、カメラなし/ビジネス向け、そして“ホークスケータイ”など4機種で迎え撃つ。そのほか、超薄型ワンセグや最薄HSDPA端末など4機種を投入するサムスン電子の存在も気になる。2月上旬より順次発売される春モデルがランキングにどのような影響をおよぼすか、非常に楽しみだ。


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