やはり“最初から全部”というのは難しいのでしょうかPHS販売ランキング(8月6日〜8月12日)

» 2007年08月17日 21時23分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
順位 先週順位 メーカー 製品名
1 1 京セラ WX320K
2 2 ケーイーエス 9(nine)(WS009KE)
3 3 ネットインデックス nico.(WS005IN)
4 4 東芝 WX320T
5 5 シャープ Advanced/W-ZERO3[es]
この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国の家電量販店のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています。
photo WX320K

 ウィルコムの販売ランキングは夏の新機種の投入を終え、変動がなくなっている。

 今回も前回と同じく、京セラ製の「WX320K」、ケーイーエス製の「9(nine)」、ネットインデックス製の「nico.」が順当に1位から3位を独占。続いて夏の新機種、東芝製「WX320T」、シャープ製の「Advanced/W-ZERO3[es]」がランクインした。

 さて、ウィルコムは18日から、割賦販売制度「W-VALUE SELECT」の適用範囲をさらに拡大。今回ランクインしたWX320T、WX320K、9(nine)のほか、京セラ製の「WX310K」、日本無線製の「WX321J」「WX220J」を含めた6機種も、新規契約や機種変更でW-VALUE SELECTが利用できるようになる。

 特に喜ばしいのは、9月の敬老の日需要を含めた“親商戦”の需要も見込めるWX320TやWX320Kが、W-VALUE SELECTを利用して新規契約できるようになることだ(WX320TやWX320Kは機種変更のみ適用可能だった)。

 そもそも8月1日、W-ZERO3シリーズやデータ通信カードを対象に、これまで機種変更のみだったW-VALUE SELECTが新規契約時も適用できるようになったが、子ども用途を含めた夏休み需要が見込めるこの時期にWX320TやWX320K、9(nine)が新規契約適用の対象外なのか疑問だった。ようやくこれらも利用可能になるわけだ。

 ウィルコムの契約純増数は2007年3月末に9万3000の純増だったのに対し、5月末は3万6100の純増、6月末は2万2000の純増、7月末は1万1300の純増と、純増ではあるものの伸び率がかなり鈍っている。これらの施策で新規ユーザー獲得も含めた端末販売の伸びも見込めるだろうと期待したい。


 ウィルコムの直販サイト「ウィルコムストア」で公開されている売れ筋ランキング(2007年8月10日現在)は以下の通り。

  • 1位:Advanced/W-ZERO3[es]
  • 2位:9(nine)
  • 3位:WX320K
  • 4位:AX420N
  • 5位:WX320T

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