第3回 海外ケータイを“日本語化”――Androidアプリで楽々設定海外ケータイとプリペイドSIMを日本で購入する(2/3 ページ)

» 2010年04月07日 19時56分 公開
[Kunihisa Takayama(K-MAX),ITmedia]

電源を入れてネットワーク関連の設定をする

 続いて、バッテリーとmicroSDを入れてカバーを閉じ、電源を入れる。ここで1つ注意したいことがある。日本では「電気通信事業法」や「電波法」の規定により、技術基準に適合した機器以外が電波を送受信することは違法行為に該当する恐れがある。このため、海外で購入した携帯電話端末で電波を発射することは法的には制限されることを知っておいてほしい。技術基準適合証明がなされていない端末では、携帯電話の電波だけではなく無線LANやBluetoothも国内では原則として利用できない。

 ただし、技適マークが付いていない端末を日本国内でまったく使用できないわけではない。米国の連邦通信委員会やEU加盟国の基準に適合していることが証明されている端末には「FCCマーク」または「CEマーク」(または両方)が記載されている。これらの機器を海外の回線を使用して国際ローミングで使用することは、法律上は問題ない。そのため今回は、端末の動作テストや一部の設定を行うことを前提に、香港3の回線を国際ローミングで使用することにした。

 本稿では“海外ケータイを事前に調達して海外で利用すること”を目的としており、国内で日本の携帯電話会社のSIMカードを入れて利用することは想定していないことをご理解いただきたい。また、以下に解説する各種設定は、渡航後でも行える。

photophoto 日本で販売されている携帯電話には海外メーカーの製品も含めて写真のような技術基準適合証明等のマーク(いわゆる技適マーク)が記載されている(写真=左)。このマークが付いていない無線機(携帯電話も無線機である)は使用してはいけない。ただし、米国連邦通信委員会の「FCCマーク」やEU加盟国の基準である「CEマーク」が付いている機器を“海外回線の国際ローミングで”日本国内で使用する場合は罰則の対象にはならない(写真=右)

 起動したら、ネットワーク関連の設定を行う。Liquidにプリインストールされているアプリケーション「Acer Settings」の「Phone network settings」から「Access Point Names」でパケット接続のアクセスポイント設定をする。その後、メニューキーから「New APN」を選び、APNに「mobile.three.com.hk」と入力する。ユーザーネームとパスワードは入力しなくてよい。一番上のNameには適当な名前を入れる(ここでは「three」としたが、添付マニュアルにある「3」と入力しても問題ない)。

 このアクセスポイントの設定を有効にすると、電波表示の横にパケット接続のマークが表示される。香港以外で利用する場合、「Data roaming」のチェックが有効になっているかを確認したい。一番下の「Select radio band」で任意の周波数帯を指定するといいだろう。うまくいくと、現地でローミングされている事業者の電波を優先的につかむ。

photophoto 「Acer Settings」で各種機能のオン/オフが可能。「Phone network settings」ではケータイネットワーク関連の各種設定ができ、ここで各種設定をする。パケット利用の有効/無効も切り替えられるので、パケット通信を控えたければここを無効にしておくといい

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