写真で解説する「BlackBerry Bold 9700」

» 2010年06月18日 17時59分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

BlackBerry Bold 9700」は、RIM(Research In Motion)社が2009年10月に発表したBlackBerry端末の最上級モデルで、NTTドコモからは2010年夏モデルとして登場する。ドコモが販売するBlackBerry端末としては「BlackBerry 8707h」「BlackBerry Bold」に次ぐ3機種目となり、BlackBerry Boldの後継機に位置付けられる。発売は7月〜8月の予定。

 幅広のストレートボディ、横長のディスプレイ、両手親指打ちを想定したQWERTYキーの組み合わせは、BlackBerryの中では正統派といえる形状だ。BlackBerry Boldと大きく異なるのは、トラックボールが光学式のトラックパッドに変更された点で、なぞるだけでスムーズに操作ができる。

photophoto カーソル移動や決定操作ができるトラックパッドを搭載している
photophoto 裏面はカメラの位置が変更され、BlackBerry Boldよりもすっきりとしたデザインになった。BlackBerry Boldではほぼ全面を覆っていたバッテリーカバーはカメラユニットの下から外れるタイプに変更されている。バッテリーの占める面積は大きい
photophoto 右側面には音量調節用のキーを含む3つのサイドキー(写真=左)、左側面にはサイドキー、充電とPC接続用のMicro USB端子、丸型のイヤフォン端子が並ぶ(写真=右)。両側面のサイドキーには任意の機能を割り当てられる
photophoto 上面は何もないように見えるが、全体がシーソー式のキーになっており、左側にロック、右側にミュートが割り当てられている(写真=左)。microSDスロットはバッテリーカバー内に移動。手持ちのmicroSDHC(16Gバイト)も問題なく認識した。また、電源を入れたままmicroSDを交換できる「ホットスワップ」にも正式に対応している。BlackBerry Boldでは電源を切った状態でmicroSDを抜き差しするのが本来の手順だった(写真=右)

 BlackBerry Boldと比較すると、BlackBerry Bold 9700のボディはコンパクトになった。幅が6ミリ、高さが5ミリ小さく、厚さも0.9ミリ薄くなり、重さは14グラム軽い112グラムとなった。ディスプレイは2.7インチから2.4インチにサイズダウンしたが、解像度は縦が40ピクセル増えた480×360ピクセル(アスペクト比4:3)となり、1画面に表示できる情報量は増えている。

photo こうして並べて比較すると、数値以上に大きさの差を感じる。BlackBerry Bold 9700はキーピッチが狭くなっているが、BlackBerry Boldを普段使いしている筆者でも特に違和感は感じず、むしろ片手で持って親指だけで入力する場合は、BlackBerry Bold 9700の方が楽に感じた

 BlackBerry OSはBlackBerry BoldのV4.6系からV5.0系に進化。ただ、ユーザーインタフェースやメニュー構成ともに大きな変更はなく、BlackBerry端末としての操作性もほぼそのままだ。海外ではすでに販売開始されている国も多く、海外版との相違点は日本語対応のローカライズが主なところだが、mixiに対応するアプリがプリインストールされるなど、国内のトレンドに合わせた部分もある。

photo 5月18日の発表会で展示されていた端末のOSはV5.00.680。3Gの周波数はバンド1、2、5、6に対応している。1がドコモの2GHz帯、4がドコモの800MHz帯(FOMAプラスエリア)だ
photophoto 待受画面のレイアウトも基本的にはBlackBerry Boldと同じ。使用するテーマで変化するが、標準テーマではメインメニュー先頭の6個のアイコンが待受画面に表示され、ショートカットとして利用できる点も同じだ。メインメニューでも縦に解像度が拡大したスペースは特に活用されず、1画面に6列×3段のアイコンが表示される
photophoto
photophoto FecebookやTiwtter、mixi対応のアプリケーションもプリインストールされる。mixiアプリはランチャーに近いが、メールなどと同様に待受画面に新着通知の設定もできる。TwitterはRIMの提供する純正アプリケーション。標準のフォトビュワーからFacebookやTwitterアプリへ投稿できる連携機能も用意されている

 BlackBerry Boldで大きく強化された音楽、動画再生機能も健在。音楽はMP3、AAC、WMA、動画はMP4、3GPP(H.264コーデック含む)を形式をサポート。Windowsからの転送ソフトも提供されるが、microSDにファイルとしてコピーするだけでも再生可能。音楽ファイルはタグ情報やジャケット表示(アートワーク)にも対応する。音楽再生時のプレーヤー画面は縦に伸びた解像度を生かし、ジャケット画像がBlackBerry Boldよりも大きく表示される。

 動画再生に関しては、筆者が確認した限りでは特に機能は拡張されておらず、再生できる動画はVGA以下の解像度、H.264はBaseLineプロファイルまでのようで、iPhone 3Gと同程度になる。

photophotophoto BlackBerry Boldから継承したミュージックプレーヤー

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