HD動画は実用レベルか?――ドコモ「F-06B」「N-04B」「SH-07B」で撮り比べ荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/4 ページ)

» 2010年07月06日 09時28分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

10M超の画質はデジカメ並みか

 まずは4枚の写真を撮ってみた。

photophoto 左からN-04BとF-06Bで撮影した写真
photophoto 左からSH-07BとIXY 30Sで撮影した写真

 4番目はゲスト参加した、キヤノンのIXY 30Sで撮った写真。1000万画素の裏面照射型CMOSセンサー搭載最新モデルだ。あえて画素数の少ないモデルを比較用にぶつけてみた。オートモードで撮影している。

 等倍にして比較すると、本職デジカメとの差がかなり縮まっているのが分かって面白い。一番写りがシャープなのはF。ディテール描写が甘い、というよりややのっぺりしてざらついてしまってるのがN。一番いいレンズを使ってるのがIXY(当たり前だけど、日光が反射しているエンブレム辺りを見るとよく分かる)。逆に四隅の劣化が気になったのがN(右下隅を見るとよく分かる)。発色がナチュラルなのがSHという感じかも。

 続いて別のシーンを。人工的な直線が多い風景だ。

photophotophoto 左からN-04B、F-06B、SH-07Bで撮影した写真

 これも等倍で比較すると機種ごとの差は出ているが、L判へのプリント(2〜300万画素で十二分)やPCモニタへのフルスクリーン表示で差を感じるのは難しい、というか、どれでもOKなレベルだ。

 逆に言えば、1000万画素ってオーバースペックじゃないだろうか。この画素数が必要なシーンって……A3以上のサイズでプリントするときや、あるいはどうしても撮った写真の一部を拡大して見たいときくらいじゃないかと思う。大きくプリントする予定がないなら300万画素あたりに設定して、オーバースペックな分をデジタルズームに使った方が幸せかもしれない。

 むしろ、気にすべきは別にある。例えば、こんなとき。

photophotophoto 左からN-04B、F-06B、SH-07Bで撮影した写真

 Fだけホワイトバランスが少しずれている。どうもホワイトバランスに少しクセがあるようで、シチュエーションによって赤系が弱いことがあった。上のは極端な例。それが同じアジサイ系でもこちらの写真ではまったく気にならない。

photophotophoto 左からN-04B、F-06B、SH-07Bで撮影した写真

 微妙な問題である。室内で撮るとホワイトバランスの特性が出やすい。

photophotophoto 左からN-04B、F-06B、SH-07Bで撮影した写真

 どれもオートで撮影。Nはやや赤みがあっておいしそう。ほかの2つは少し青白いハートのホットケーキ。SHの場合は料理モードにした方がいいかもしれない。NとSHは料理モードで、料理モードのないFは標準で撮影した。よく見るとFは手ブレしてるが、これは私が手ブレ補正をオンにし忘れたせいです。陳謝。

photophotophoto 左からN-04B、F-06B、SH-07Bで撮影した写真

 NとSHはオート(自動シーン認識)時に料理も自動認識するが、基本的にお皿など食器全体が構図に入っているケースのみ。近寄って撮るときなどは手動で料理モードにするといい。見てのとおり、Fだけちょっと青白くておいしそうじゃない。だが、完全な室内灯のみの環境では、Fもきれいなホワイトバランスを見せてくれる。

 色温度を変更できるLED電球を使い、「昼白色」と「電球色」で撮り比べてみた。まずは昼白色で。

photophotophoto 左からN-04B、F-06B、SH-07Bで撮影した写真

 どれも色はきれいに出ている。SHだけ手ブレ補正なしなので、オンの作例も。

photo

 手ブレ補正をオートにするとISO感度がちょっと高めになる。オート(強)にするとさらにISO感度が高くなり、シャッタースピードが上がるので、手ブレも被写体ブレも防ぎやすくなるという仕組みだ。

 次は電球色で。

photophotophoto 左からN-04B、F-06B、SH-07Bで撮影した写真

 色温度が低い環境下では差がはっきり出た。Nだけが全体に黄色っぽさが残っている。

 最後にさくっといつものやつを。

photophotophoto 左からN-04B、F-06B、SH-07Bで撮影した写真
photophotophoto 左からN-04B、F-06B、SH-07Bで撮影した写真

 昼間の屋外で一番安定してきれいな色が出ているのはSH。Nは四隅の画質低下が気になるという感じだ。

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