ソフトバンクの孫正義社長が7月21日、「HTC Desire X06HT」の販売終了に伴うユーザーからの質問にTwitter上で答え、9月中旬に、他社ケータイとメールや添付ファイル付きのメールをやり取りできるS!メール(MMS)に対応する計画であること、11月をめどにAndroid OSをバージョン2.2(開発コードネーム「Froyo」)にアップデートする予定であることを明らかにした。
X06HTは、ソフトバンク初のAndroidスマートフォンだが、4月末の発売以来品薄状態のまま、7月29日で予約受け付けを終了し、予約分の出荷を持って販売を終了する。これを受け、発売時から対応が検討されていたMMSの扱いがどうなるのか、今後のサポートは大丈夫なのか、といった声がTwitterで孫社長宛に寄せられていた。
21日夜、孫社長は「後藤君」宛てに「返事頼む」とツイート。直後に後藤誠二氏から、MMSは9月中旬、Android 2.2へのアップデート(日本語対応含む)は11月をめどに対応予定であるとの返答があった。「詳細は近日中に発表」とのことで、ソフトウェアをどのように配布するのか、どのようにアップデートするのか、具体的な時期はいつなのか、といったことはまだ判明していないが、少なくともMMSは利用可能になること、OSは2.2にアップデートされることははっきりした。
X06HTの予約受け付けは7月29日で締め切るが、受け付けた分に関しては必ず出荷するとのことなので、手に入れたい人は予約を忘れずに。
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