ソフトバンクのAndroid端末「HTC Desire」には、バッテリーパックとACアダプタ、Micro USBケーブル、マイク付きイヤフォン、microSD(2Gバイト)と、HTC Desireの使用方法を簡単にまとめた「クイックスタート」が同梱されている。イヤフォンに取り付けられるクリップと、イヤフォンカバーもある。取扱説明書は同梱されていないが、ソフトバンクモバイルのWebサイト(外部リンク)からPDFファイルをダウンロードできる。
HTC Desireのサイズは約60(幅)×119(高さ)×11.9(厚さ)ミリ、重さは約135グラム。いずれも「Xperia」や「iPhone 3GS」と極端な差はないが、3機種の中ではHTC Desireの方が細くて薄い。フルタッチ端末のフィーチャーフォン「AQUOSケータイ FULLTOUCH 941SH」よりは太いが、片手でもそれほど不自由なく操作できた。HTC Desireの外観についてはこちらの写真記事も参照してほしい。
機種名 | HTC Desire | Xperia | iPhone 3GS | 941SH |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約60×119×11.9ミリ | 約63×119×13.1ミリ | 約62.1×115.5×12.3ミリ | 約53×119×16.6ミリ |
重さ | 約135グラム | 約139グラム | 約135グラム | 約130グラム |
通知ランプはディスプレイ上部に装備しており、着信と不在通知、新着メールの通知時には緑色に点滅する。また、バッテリー残量が少ないときは赤色に点滅し、充電中はオレンジ色に、満充電されると緑色に点灯する。
ランプのカラーやパターンを変更する設定は用意されていないが、「設定」→「音とディスプレイ」→「インフォメーションライト」から、機能ごとにランプをオン/オフにすることはできる。設定できる機能は不在着信履歴、SMS、電子メール、留守番電話、カレンダー、アラーム。
フルタッチケータイを操作する上で気になる機能の1つが誤操作防止だ。HTC Desireでは、本体上部の電源キーを短押しすると画面が消えてスリープモードになる。その後、もう1度電源キーを押すと画面が点灯し、ホーム画面下部のバーを下にスライドするとスリープモードが解除される。ただし、電源キー以外のキーを押しても画面は点灯しない。片手で操作をする際に、ここは少し不便に感じた。
さらに、スリープモード解除後にロックを設定することも可能。9つの点の中から4点以上を結ぶ「ロック解除パターン」を登録し、スリープモード解除後に、登録したパターン通りに点を結ぶとロックが解除される。設定は「設定」→「セキュリティ」→「ロック解除パターンを変更」から。XperiaなどほかのAndroid端末でも同様の設定ができる。
スリープモード時に着信した場合、バーを下にスライドさせると応答できる。これはロック解除パターンを設定している場合と設定していない場合、どちらも同じだ。
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