フォトビューアーの使い勝手も向上している。フリック操作で写真を切り替えられるのはもちろん、画面を触り続けると、流れるように写真が次々と表示される。画面の左右をロングタッチすると高速で写真が切り替わり、指を中央に近づけるにつれて表示スピードが遅くなる。タッチ操作の様子は下記に掲載した動画も参照してほしい。
スマートフォンをはじめ、タッチパネル搭載機種のフォトビューアーは、フリック操作で写真を切り替えるのが基本だが、指を動かさずに切り替える操作感はなかなか新鮮。開発中のモデルながら、フォトビューアーはきびきび動いている印象で、製品版ではより快適な操作が期待できそうだ。
撮影日ごとに写真を表示する機能はS003から継承しているが、S003のクロス型の表示から、S006では日にちごとの大きなサムネイル表示に変更されている。
S006のプラットフォームはKCP3.0。高速CPUを備えたSnapdragonも搭載したほか、下り最大9.2Mbps、上り最大5.5Mbpsの「WIN HIGH SPEED」にも対応しており、操作感と通信速度が向上している。S003にはないWi-Fi WINにも対応し、データフォルダ容量はS003の約340Mバイトから約700Mバイトに拡張された。入力システムは「POBox Pro 5.0E」に進化し、同じ文字の入力回数に応じて変換候補が変わる「ワイルドカード」を利用できる。グローバルパスポートCDMA+GSM、防水、Bluetooth、EZ・FMなどはS003から継承している。
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