Google、Android MarketのWebサイト版を開設カテゴリー細分化、PCでも閲覧可能に

» 2011年02月03日 05時27分 公開
[園部修,ITmedia]
Photo Webサイト版Android Market

 Googleが2月2日(現地時間)、米国のGoogle本社で開催したAndroid 3.0「Honeycomb」の披露イベントで、Android Marketの改善を発表した。タブレットデバイスをメインターゲットに開発したHoneycombの詳細を披露し、実機のデモを実施するのと同時に、Webブラウザでアクセス可能な「Android Market」を発表。これまでAndroid搭載デバイスからしか利用できなかったAndroid Marketの使い勝手を改良し、PCからもアプリの検索や購入などが可能になった。

 Webサイト版のAndroid Marketは、2月2日のイベント終了時から利用可能になっている。細分化された新しいカテゴリーをたどっていくと、iTunesのApp Storeのように、ピックアップされたアプリ(FEATURED)、有料アプリのランキング(TOP PAID)、無料アプリのランキング(TOP FREE)が閲覧できる。アプリの詳細やユーザーレビュー、バージョンアップが行われている場合はリリースノート、そしてアプリがアクセスする機能など、Androidデバイス上のAndroid Marketで開示されている情報がすべて確認可能だ。

 大きな改善は、Webブラウザでもアプリが直接購入・ダウンロードできるようになったこと。Googleアカウントにログインした状態でアプリを購入すれば、同期や転送などの作業を行わなくても、自動的に指定したAndroidデバイスにアプリがインストールされる。Googleアカウントに複数のAndroidデバイスをひもづけている場合でも、ダウンロード時にインストールするデバイスが選択できる。

PhotoPhoto アプリのアイコンのすぐ近くにある「INSTALL」「BUY」ボタンを押すとその場でダウンロードできる。アカウントにひも付いているデバイスが複数ある場合は、インストール先が選択できる
PhotoPhoto My Market Accountを開くと、「ORDERS」タブに購入・インストールしたアプリが一覧表示される。「SETTINGS」タブでは、アカウントにひも付いているデバイスが確認できる。ここでデバイスの名前などが変更できるほか、インストール先として画面に表示するデバイスとしないデバイスを選んでおける

 このほか、アプリの情報やリンクをTwitterにツイートする機能なども実装。度々問題が指摘されていたアプリケーションの検索性や紹介のしやすさを大きく改善した。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年04月26日 更新
  1. 楽天モバイルのスマホが乗っ取られる事案 同社が回線停止や楽天ID/パスワード変更などを呼びかけ (2024年04月23日)
  2. シャープ、5月8日にスマートフォンAQUOSの新製品を発表 (2024年04月24日)
  3. スマホを携帯キャリアで買うのは損? 本体のみをお得に買う方法を解説 (2024年04月24日)
  4. Vポイントの疑問に回答 Tポイントが使えなくなる? ID連携をしないとどうなる? (2024年04月23日)
  5. 通信品質で楽天モバイルの評価が急上昇 Opensignalのネットワーク体感調査で最多タイの1位 (2024年04月25日)
  6. 貼り付ければOK、配線不要の小型ドライブレコーダー発売 スマート感知センサーで自動録画 (2024年04月25日)
  7. ドコモ、「Xperia 10 V」を5万8850円に値下げ 「iPhone 15(128GB)」の4.4万円割引が復活 (2024年04月25日)
  8. 中古スマホが突然使えなくなる事象を解消できる? 総務省が「ネットワーク利用制限」を原則禁止する方向で調整 (2024年04月25日)
  9. スマートグラス「Rokid Max 2」発表 補正レンズなくても視度調節可能 タッチ操作のリモコン「Rokid Station 2」も (2024年04月25日)
  10. 「iPhone 15」シリーズの価格まとめ【2024年4月最新版】 ソフトバンクのiPhone 15(128GB)が“実質12円”、一括は楽天モバイルが最安 (2024年04月05日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年