KDDIは、インターネット接続サービス「auひかり」、au携帯電話とスマートフォンにおいて、児童ポルノ・ブロッキングを4月21日から開始する。
今回の児童ポルノ・ブロッキングは、2010年7月に政府の犯罪対策閣僚会議が公表した「児童ポルノ排除総合対策」を踏まえ、インターネットコンテンツセーフティ協会が提供する「児童ポルノ掲載アドレスリスト」に指定されたサイトを閲覧できないようにするもの。サービス開始時点ではIPv4対応サイトのみがブロッキング対象となるが、準備が整い次第、IPv6対応サイトも適用を開始する。
同社は、児童ポルノ画像などを掲載するサイトへのアクセスを遮断し、閲覧できなくすることで、インターネット上での児童ポルノの流通を防ぐとともに、児童ポルノ被害の拡大の防止を目指す。
児童ポルノ・ブロッキングが適用されるサービスは、au one net各インターネット接続サービス、auひかり、auひかり ちゅら、ADSL one、KDDIインターネット、KDDIホスティングサービス、KDDI光ダイレクト インターネットオプション、KDDI Wide Area Virtual Switchセキュア・インターネット、KDDI IP-VPNインターネット接続GW型、EZweb、IS NET、au.NET。
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