「Xperia SO-01B」「REGZA Phone T-01C」にAPNが意図せず変更される不具合定額以上のパケット代が発生する可能性

» 2011年06月15日 23時30分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモは6月15日、「Xperia SO-01B」および「REGZA Phone T-01C」に、設定済みのアクセスポイント(APN)が意図せず変更される不具合があると発表した。

 APNが正しく設定されていないとパケット通信ができなくなるほか、定額料金以上のパケット代が発生するおそれもある。ドコモでは詳細な原因については調査中としているが、次の条件で不具合が起きる可能性があるという。

パケット通信ができない場合

  • 海外渡航時等に、mopera.net等のAPNを作成して使用したことがある
  • Android OSのバージョンが2.1
  • spモードのみを契約している

定額料金以上のパケット代が発生する場合

  • 海外渡航時等に、mopera.net等のAPNを作成して使用されたことがある
  • Android OSのバージョンが2.1
  • mopera Uを契約している

 この不具合はドコモのスマートフォンユーザーのうち、200台に1台程度発生しているとみられる。同社ではSO-01BとT-01Cユーザーに対し、設定されているAPNの接続先がパケット定額プランのものか、確認するようアナウンスしている。接続先の確認・設定方法は次のとおり。

  1. ホーム画面でメニューキーを押し、[設定]→[無線とネットワーク]もしくは[ワイヤレス設定]→[モバイルネットワーク]をタップする
  2. [アクセスポイント名]をタップする
  3. メニューキーを押し、[初期化設定にリセット]をタップする
  4. 定額APNを選択する(spモードもしくはmopera Uスマートフォン定額)
  5. 端末を再起動(電源オフ/オン)する

 なおT-01Cについては、OSをAndroid 2.2にアップデートすると不具合を回避できることが確認できている。

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