
GALAPAGOS A01SHとGALAXY TABは同じ7インチのタブレットとはいえ、GALAPAGOS A01SHは最新のAndroid 3.2とデュアルコアプロセッサを採用しており、まったくの別物といえる。高い処理性能を生かす外部ディスプレイへの出力機能も、GALAXY TABにはない特徴タブレット向けのAndroid 3.X(Honeycomb)系プラットフォームでは、スマートフォン向けのAndroidからユーザーインタフェース(UI)が変わり、ホームキーなどがディスプレイに表示されるソフトキーになった。Android 3.2を搭載するGALAPAGOS A01SHも、ディスプレイの下部には物理キーもセンサキーもなく、すっきりとした印象。ホームキーがソフトキーになったことで、端末が縦向きになっても横向きになっても、常に左下にホームキーが表示されるというメリットもある。
最新のOSを搭載したことで、プロセッサも処理能力の高いNVIDIAのデュアルコアプロセッサTegra 2(1GHz駆動)を採用した。FlashなどのリッチコンテンツやHTML5を使ったWebサイト、Youtube、GoogleマップといったGoogle製サービスの利用、そしてAndroid端末向けに開発されたアプリやウィジェットが快適に利用できる。また、有効約500万画素のアウトカメラに加え、有効約200万画素のインカメラも備えた。Micro HDMI端子も搭載しており、画面をテレビに外部出力して楽しめる。また、プリインストールする「AQUOSリモート」を利用すれば、液晶テレビAQUOSやAQUOSブルーレイのリモコンとしても利用できる。


スマートフォン向けのAndroidプラットフォームとは異なるタブレット向けのUI。タスクの一覧(左)、壁紙やウィジェット、アプリショートカットの選択・配置画面(中)。ウィジェットはサイズの変更もできる(未対応のウィジェットもある)

プリインストールされたアプリの一覧(左、中)。AndroidマーケットやYoutubeなど、Googleが提供するサービスをフルに使える点が、“メディアタブレット”のGALAPAGOSとは異なる点。McAfee VirusScan Mobileの30日体験版が入っており、買った直後からセキュリティ対策が行える

当然ながら「TSUTAYA GALAPAGOS」の専用アプリもプリインストール。個人的には、縦画面専用なのが惜しい(左)。シャープ独自のアプリが「AQUOSリモート」。端末とAQUOSシリーズをWi-Fi接続することで、チャンネル変更や番組検索などが行える

ビジネスユース向けのアプリとして、「Document To Go 完全版」をプリインストールした。Word、Excel、PowerPointのOffice文書の閲覧・編集・新規作成が行える(左、中)。カメラの撮影アプリ(右)。インカメラに切り替えての撮影や、動画の撮影も行える。動画編集用のアプリも備えた
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