英Sony Ericssonが8月31日(現地時間)、ドイツで開催されているエレクトロニクスショー「IFA 2011」のプレスカンファレンスで、「Xperia arc」の後継モデル「Xperia arc S」を発表した。
Xperia arc Sは、世界的に高い人気を博したXperia arcの外観はそのままに、プロセッサをSnapdragon 1GHzからSnapdragon 1.4GHzに強化したモデル。ボディカラーはMidnight Blue、Misty Silver、Sakura Pinkの3色に加えて、純白のPure Whiteと光沢のある黒、Gloss Blackを追加して全5色となっている。ディスプレイはフルワイドVGA(480×854ピクセル)表示に対応した4.2インチ液晶で、モバイルブラビアエンジンも搭載。外形寸法は約63×125×11(最薄部約8.7)ミリと全く変わらない。重量は約117グラム。
カメラはExmor R for mobileを採用した8.1Mピクセルタイプで、「スイングパノラマ」「3Dスイングパノラマ」の撮影機能を搭載。3Dスイングパノラマで撮影した3Dパノラマ写真は、3D対応テレビなどで立体的な画像が視聴できる。カメラの起動は約25%高速になっているほか、画像処理も約20%高速だという。ソニーのネットワークサービス「Music Unlimited」「Video Unlimited」にも対応している。
3Gでの連続通話時間は約455分、連続待受時間は約460時間。Android OSのバージョンは2.3.4になる。
Xperia arc Sは、2011年10月に発売予定だが、日本での発売予定は未定。
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