写真で解説する「AQUOS PHONE THE HYBRID 101SH」操作感もまるでスライドケータイ(2/2 ページ)

» 2011年11月11日 21時46分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
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 前述のようにシャープは国内3キャリアにダイヤルキー付きのAndroidを供給しているが、すべてがフィーチャーフォンのような操作感を提供しているかというと、そうでもない。なかでもソフトバンクモバイル向けのTHE HYBRIDシリーズは、ダイヤルキーの使い勝手などの完成度が高く、101SHはほかのスライドケータイから乗り換えてもあまり違和感を感じないだろう。

photophotophoto スライドを開けてダイヤルキーを押すと、電話アプリが自動で起動して番号が入力される。ソフトキーのダイヤルも表示されたまま(写真=左)。十字キーの左キーを押すと発着履歴(写真=中央)が、右キーを押すとアドレス帳が起動する(写真=右 ※登録されているのはダミーデータ)。操作感はフィーチャーフォンそのもの

photophoto 十字キーの上キーを押すと、ホーム画面内のアプリやウィジェットを選択するモードになる(写真=左)。なお、スライドが開いた状態のホーム画面には、画面切り替え用のナビゲーションが表示され、ブラウザキーとメールキーで画面を左右に切り替えられる。下キーを押すと、通知画面が降りてくる(写真=右)

photophoto ブラウザを起動したところ。タッチパネルはフルワイドVGA(480×854ピクセル)表示の約3.4インチの液晶ディスプレイだ

photophotophoto プリインストールアプリの1つ「エコ技検定」は、端末の設定状態から省エネの“技あり度”を検定するアプリ

photophotophoto 日本語入力システムはシャープ端末でおなじみのiWnn IME-SH edition。

photophotophoto デモ機にインストールされていたアプリ

photophotophoto インストールアプリの続き

 スペック面では決してハイスペックというわけではないが、ダイヤルキーの操作感などフィーチャーフォンユーザーも納得の使い勝手を提供している。もちろんワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信、緊急地震速報にも対応し、カラーバリエーションの豊富さなど、従来ケータイからスマホに乗り換えを検討している人には、有力候補の1台といえる。

 また、Androidスマートフォンとしても防水防塵仕様のボディや、のぞき見を防ぐカラーベールビュー、晴天時の屋外などで一時的にディスプレイの輝度をアップするアウトドアビューなど、フィーチャーフォンで培った便利機能が搭載されており、国内メーカーらしい実用機能も特徴。通信速度は下り最大7.2Mbps/上り最大2Mbpsと、同意に発表されたほかの機種とやや見劣りするが、実効速度ではその差が小さくなるので、ミドルクラスではあまり問題がないだろう。

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