スマホをしっかり固定できる便利な三脚マウント「Bluevision SuperMount F」

» 2012年12月18日 23時36分 公開
[園部修,ITmedia]
Photo 「Bluevision SuperMount F Long」と「Bluevision SuperMount F Short」。カラーは手前がGray、奥がEdition Black。

 プレアデスシステムデザインが販売している「Bluevision SuperMount F」は、機能性と美しさを兼ね備えた美しいデザインのアルミ製三脚用マウントだ。暗い場所での撮影や動画撮影時などにこれを使うと、三脚にスマートフォンが固定できるようになる。すると、ブレずに見やすく美しい写真や映像が簡単に撮れる。

 スマートフォンには、デジタルカメラにあるような三脚固定用の穴はないため、SuperMount Fが、クランプ部分にスマートフォンを挟み、4分の1インチネジに適合するネジ穴を提供するわけだ。

 また、ハンズフリー通話をしたいときや、動画を視聴したいときなどにも、SuperMount Fを取り付けて端末を斜めに固定すると便利だ。iPhoneでFaceTime通話を楽しみたいときなどにも使いやすい。

 SuperMount Fには、ShortとLongの2モデルがある。どちらもクランプ部分の機能は同じだが、Shortは太くて丸いつまみ、Longは細くて長いつまみが付いている。Shortは持ち歩くときにかさばらないほか、つまみを回すときにしっかりと握れる。Longは細いつまみを素早く回せるほか、三脚にスマートフォンを固定した後、ちょっと向きを変えたいときなどに便利だ。前述のとおりスマートフォンを斜めに立てかける際にも活用できるので、どちらがいいかは使い方で選ぶといいだろう。機能面での差はほとんどない。

PhotoPhoto 左がShort、右がLong

 クランプ部分は厚さ1ミリほどのゴム製のパッドを備えており、つまみを回すことで締め付けることができる。あまり力を入れると端末を痛めてしまう可能性があるので、グラつかない程度にしっかり締めよう。スマートフォンであれば、画面に軽く触れるだけでシャッターが切れるので、それほどガッチリ固定しなくても大丈夫だ。

 クランプはある程度長さもあるため、「iPhone 5」や「iPhone 4S」のように外観が真っ平らでないスマートフォンでも挟むことは可能だ。一部、背面が曲面になっているような特殊な端末は挟めないものもあるが、手元にある「GALAXY S III SC-06D」や「HTC J ISW13HT」などは問題なく挟むことができた。厚さ15ミリ以下で、ボタンのない場所であれば、ケータイも挟むことができる。

PhotoPhoto iPhone 5のような平らな機種だけでなく、HTC J ISW13HTのような曲面を持つ機種でも固定できる

 4分の1インチのネジに取り付けられるネジ穴は、クランプ部分に2カ所用意されている。端末を水平に固定するか、垂直に固定するかで使い分けられるわけだ。ボタンの位置などに合わせて最適な方が使えるのは気が効いている。アルミ部分はモータースポーツなどにも利用されるアルミ合金フレームと同等の硬度を持つ素材。ゴムパーツも自動車用精密パーツとして用いられる素材で、耐久性も高いという。

PhotoPhoto ネジ穴は2カ所用意されていて、端末のボタンの位置などに応じて使い分けられる

 ケータイやスマートフォンのカメラが、ちょっとしたコンパクトデジタルカメラ並みに高画質になったことで、最近はスナップ写真をほとんどケータイやスマートフォンだけで撮影している人も多いのではないだろうか。そんなスナップ撮影を楽しんでいるスマートフォンユーザーに、ぜひ考えて欲しいのが、ワンランク上の写真撮影だ。作品作りとまでは言わないが、手持ちで気軽に撮る写真とは別に、もう少し凝った写真を撮ってみたいと思ったとき、三脚に端末が固定できるとできることがかなり広がる。

 最近のスマートフォンはフィルターアプリなども充実しているので、手持ちで撮った写真でも簡単に“それっぽい”写真に加工できるが、三脚を使ってスマートフォンを固定すると、今までとはまたひと味違った写真が撮れるようになる。例えば夜景の撮影。手ブレ補正機能を備える機種も多いため、暗い場所での撮影でも手ブレすることは減っているが、夜景などをきれいに撮影したい場合は三脚があった方が安心だ。また、動画を撮影する場合は、手ブレ補正機能を使うよりも、しっかり三脚に固定した方が、視聴したときにきれいな映像が撮れる。

Photo スマートフォンを立てかけるスタンドとしても活用できる

 実際に小型の三脚とSuperMount Fを組み合わせて使ってみたが、花などを撮りたいときや、暗くて手ブレしやすそうな場所での撮影、また動画の撮影時にはとても役に立った。TOY CLIPのようなアプリを使って、ミニチュア風の動画を撮影する時などにも、三脚に固定できると非常に楽だ。

 ボディカラーは、銀色をベースに、Silver、Gray、Pink、Blueの色をあしらったものと、全体が黒いEdition Blackの5色から選べる。サイズはLongが幅14×高さ24×長さ115ミリ、Shortが幅14×高さ24×長さ61ミリ。重さはLongが42グラム、Shotoは40グラム。プレアデスシステムデザインの直販サイト「MacPerfect」での販売価格は、Edition Blackが3280円、そのほかは2980円となっている。

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