NTTドコモのHuawei製スマートフォン「Ascend D2 HW-03E」は、NEXTシリーズとしてラインアップされる高性能モデル。現行のXiの最高速度である下り112.5Mbpsのサービスにいち早く対応し、クアッドコアCPUの処理能力と相まってスムーズな操作を実現するほか、濡れた手でも操作できるタッチパネルの採用で水回りでの利便性が一層高まっている。4月上旬の発売を予定している。
約4.7インチのHD(720×1280ピクセル)ディスプレイは「水滴クリアタッチパネル」を採用。手が濡れていたりタッチパネル上に水滴が付いていたりしても、スムーズにタッチ操作が行える。雨の中での操作、お風呂やキッチンといった水回りのシーンでも、水滴を気にすることなく端末を操作できる。さらに、撥水撥油性のコーティングを施して指紋や汚れが付きにくくなっているほか、反射を抑える工夫、外光に応じた画面の自動最適化機能により、屋外や明るい照明の下でも見やすいディスプレイとなっている。
Xiは下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbpsに対応。CPUはHuawei子会社のHiSilicon Technologies製1.5GHzクアッドコアCPU(K3V2)を採用する。既存のモデル「Ascend HW-01E」と同様に、電源オンから5秒で起動する高速性能を持つ。RAMは2Gバイト、ストレージは32Gバイトを内蔵。OSはAndroid 4.1を搭載した。
約1310万画素の裏面照射型CMOSカメラにはF値2.2という明るいレンズを組み合わせ、暗い場所での画質を向上させている。また、独自の画像技術により、暗部を明るく写しつつ白飛びを抑えることができるという。また、画像の緑を強調し、鮮やかな仕上がりとするのも特長だ。
防水対応はもちろんのこと、ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイといった日本向け機能をしっかりとサポート。NOTTVも視聴可能だが、NFCやおくだけ充電には対応しない。
便利なオリジナル機能として、利用シーンに応じて端末設定をワンタッチで切り替えられる「プロファイルスイッチャー」を搭載する。液晶の明るさや着信音量などを、状況に応じて簡単に切り替えられる。
| 機種名 | Ascend D2 HW-03E |
|---|---|
| OS | Android 4.1 |
| CPU | HiSilicon Technologies K3V2(1.5GHzクアッドコア) |
| サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約67×133×9.9ミリ |
| 重さ | 約140グラム |
| 連続通話時間 | 未定 |
| 連続待受時間 | 未定 |
| バッテリー容量 | 2150mAh |
| メインカメラ | 有効約1310万画素裏面照射型CMOS(AF/手ブレ補正対応) |
| インカメラ | 有効約100万画素裏面照射型CMOS |
| メモリ | ROM:32Gバイト、RAM:2Gバイト |
| 外部メモリ | microSDHC(別売/最大32Gバイト) |
| ディスプレイ | 約4.7インチ HD(720×1280ピクセル)TFT液晶 |
| ボディカラー | White |
| 主なサービス・機能 | Xi(下り最大112.5Mbps/上り37.5Mbps)、HSDPA/HSUPA(14Mbps/5.7Mbps)、GSM、防水、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信、Bluetooth 4.0、Wi-Fiテザリング、NOTTV、エリアメール、 ほか |
| 発売予定日 | 4月上旬 |
日本向けにカスタマイズした「Ascend」、CMには水原希子さんを起用――ファーウェイ・ジャパン
Huawei、「MediaPad 7 Lite」「MediaPad 10 FHD」を世界で発売
電源オンから5秒で起動、カメラ起動やブラウザ描画も高速なスマホ――「Ascend HW-01E」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.