Ingress×Android Wearは相性抜群!? ウェアラブル端末が“エージェント”に必携な理由(1/3 ページ)

» 2015年02月17日 16時00分 公開
[すずまり,ITmedia]

 2014年末に勧められるがままに始めたスマートフォン向け陣取りゲーム「Ingress」。すでに多くの方はご存じだと思うが、エンライテンド(緑)とレジスタンス(青)の2陣営に分かれ、GPS機能を利用して実際に存在する場所をバーチャルで奪い合うというものだ。GoogleのNiantic Labsが開発し、iOS/Android端末向けに提供されている。ゲーム内課金はなく、アイテムの売買なども存在しない。プレイに必要なアイテムが欲しければ、自分でポータルと呼ばれる場所を巡ったり、落ちているアイテムを拾ったりする必要がある。

 このゲームの最大の特徴は、陣地を拡大するために実際にポータルがある現地に行かなくてはいけないところ。それ故か、「Ingressを始めてから歩くことが増えて体重が減った」「糖尿病の症状が改善した」という声を耳にすることすらある。これまで特段運動をしていなかった筆者も見事にハマり、1日の歩数が以前の倍以上に伸びた。今では1日平均1万歩は歩くようになっている。

 そのうち自宅近くの先輩エージェントたち(エージェント=Ingressプレーヤーのこと)と知り合いになり、同じ沿線を使うユーザーのコミュニティに参加することになった。リアルで対面することはほとんどないが、ゲーム内では自分が通り過ぎた近くにアイテムを設置していることが確認できるので、「レゾ(レゾネーター)は見えても姿は見えぬ」(レゾネーター=どちらの陣営にもなっていないポータルを自陣にするためのアイテム)という状態だ。だが、時には敵陣営とポータル前で鉢合わせてそのまま笑顔で雑談……などという体験をしたことも。明らかに以前より外出する機会が増え、店内からでもポータルを設置できる店舗を利用するようになるなど、Ingressを始めたことで行動様式が変わってしまった。この、リアルとバーチャルがうまく交錯していく感覚が面白くてやめられないのである。

 そんな具合でこれまで1カ月半に渡ってがっつりハマってみたのだが、その間これまでご紹介してきた活動量計やAndroid Wear端末といったウェアラブル端末も身につけていた。

 すると、これらのデバイスがIngressと非常に相性がいいことに気付いてしまった。特にAndroid Wear端末は必需品だと実感した。では、具体的にどのような点が優れているのだろうか? 活動量計やAndroid Wear端末を買ったけど放置してしまっているという人や、興味はあるけど購入に至っていなかった人などは、これからのエージェント活動をより楽しく快適なものにする、これらのアイテムに改めて注目してみてほしい。

Android Wear端末のウォッチフェイスをIngress仕様に

 Android Wear端末は、Android端末と連携するスマートウォッチだ。これまではスケジュール、天気、メール、Facebook、LINEなどの通知を読むのに使っており、スマホを取り出さなくてもメールを全文確認できたり、バイブレーションで着信やメッセージの受信を教えてくれたりするのが便利だった。

 しかし、いかんせん機能も見た目もそれだけなのだ。スマホを使っていて不自由がなかった人がわざわざこれらの通知を受け取るためだけにAndroid Wear端末を買うモチベーションがあるのだろうか。しかし、エージェントなら気になる機能がいくつかある。何事も最初は形から……ということで、まずはウォッチフェイスをIngress仕様に変えてみた。

photo ウォッチフェイスがIngress仕様に。すでに脳がXMに浸っている人なら、思わずときめいてしまうかも!?(XM=エキゾチック・マター=ゲーム内で行動するための体力のようなもの)

 おすすめは「Watch face for Ingress」。スマホ上で「Google Play」からダウンロードできる。アプリを起動したら「Configure my watch face」を選択する。「Date」で日付の表示形式を、「Agent level」でレベルを設定。あとは「Theme」で所属する陣営を選択する。続いてAndroid Wear端末上のアプリでフェイスを選ぶか、端末の画面を長押しして指定すれば準備完了。それまでは普通の時計のようだったAndroid Wear端末が、エージェント仕様に変更された。

photophotophoto ウォッチフェイスはGoogle Playで入手できる(写真=左)。設定で自陣営を選択(写真=中)。Android Wear端末側でフェイスを選択すれば反映される(写真=右)

 今のところウォッチフェイス変更アプリはWatch face for Ingressしか見当たらないが、今後増えるのではないかと予想している。ウォッチフェイスが自由に変えられるスマートウォッチで良かった、と一層思えるに違いない。

photo Android Wear端末でも画面の長押しで切り替えられる
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